戦車に対する榴弾砲(曲射)、爆弾の威力メモ

今日は大阪府立博物館で軍事系の本を読んできて、パソコンに打ち込んだほうがメモが早ということで、ブログの方に下書きとして打ち込んでいました。

せっかくなので、それを公開します。

参考資料:ティーガー 下巻 無敵戦車の伝説

※リンク先は上巻になっています。

 

 

・ソ連砲兵のティーガー戦車に対する攻撃の例

1.ソ連の重砲弾で砲塔上面が貫通され、ハッチは二つに割れて車内に落下、砲塔はぐらぐらになる。中の人は気絶または死亡。

2.ソ連の野砲で上面に貫通穴が開いたティーガーの写真

※他にもソ連の重砲弾により損傷という文章は多数あった

 

・イタリア戦線における米軍15.5cm砲によるティーガーへの攻撃

1.重砲弾を一発くらったが前進を続けるも、さらに一発をくらい炎上

2.前面装甲版に命中し操縦手が重症、停止したところをさらに機関室に当たり炎上、そして脱出後30秒ほどで爆発

 

 

・ノルマンディー戦における連合国の2100機の爆撃機によるティーガーへの攻撃のケース

1.爆弾片をうけてがたがたになる

2.直撃弾を受けて、炎上し全員死亡

3.超大型爆弾の爆発で浮き上がり逆さまに、乗員の2名が戦死(残りの乗員は気絶)

 

・シュツルムティーガーによるシャーマン戦車への攻撃

1.数量のシャーマンの真ん中に撃ち込んだら、全機行動不能になり、乗員は死亡または負傷。

※シュツルムティーガーの砲弾の炸薬量は125kg。歩兵などの目標に対しては一度撃ち込むと、相手は放心状態から立ち直るのに1時間ほどかかる。また撃つとシュツルムティーガーの近くの人は気絶してしまう。

「戦車に対する榴弾砲(曲射)、爆弾の威力メモ」への4件のフィードバック

  1. あれれ、タイガーってこんなによく大破する戦車だっけ?…と思ったら
    受けてる攻撃が異常だったんですね。重砲と航空爆弾が直撃してるって…
    そういえば独ソ戦でティーガーとJSがお互いに撃ち合うと
    どっちも車体は無事なのに中の人が砲弾の衝撃で戦闘不能になるというケースがよくあったそうですよ。

  2. シュツルム・ティガーってそんなに凄い戦車だったんですね

  3. 重砲での対戦車攻撃なんて難しそうです。
    観測機等の指示で撃ちまくるのか?まさか高台から目視で水平射撃なんてことはないですよね?
    日本のチハなら12.7㎜機銃でも壊せそうですから重砲の出番はありませんね。

  4. >ひよこ13さん
    この本では砲撃で破壊された以外にも相当の破壊パターンが載っていましたが、走行はできても中の人が重症というパターンは多かったです。
    あとは重砲以外に、野砲で上面装甲が破壊された事例も載っていました。

    >SKK13Mk4さん
    シュツルムティーガーの実戦での活動が書いている本は初めて見ました(笑)

    >野家
    イタリア戦線の米軍のケースの場合、逃げる数量のティーガーを砲兵観測機で追い掛け回して、間接砲撃を加えています。
    ここで書いている損害以外に、砲撃から逃げようとしたときに操作を誤り川か崖とかに転落した車両もあったかもしれません。
    ソ連は山のように大砲があるので、とりあえず攻勢正面に打ち込めばある程度は当たるという感じかもしれません。

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