ばるばろっさ!タイトルイラスト公開

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■■■■■■■■■■■■□□□□□【日本戦争ゲーム開発通信】□□□□
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□□■■■■■■■■■■■■■□□軍事とゲーム制作のメルマガ□□□□
□□■●●●●●●●●●●●■□□□□□□2015/10/10号□□□□□□□
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今日のメルマガは・・・・
ばるばろっさ!のパッケージイラストが届いたのでお披露目、その他いろいろ
です。



◆目次◆
A.メルマガを初めて読む方へ
B.ばるばろっさ! タイトル兼パッケージイラスト公開
C.カノンゴルフAndroid版が4Gamersなどでレビューされた
D.方針の分析




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 A.メルマガを初めて読む方へ
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このメルマガでは、ゲーム製作、最近あった面白い事、ミリタリー関係、
こんな感じの話を、できるだけ楽しく愉快に書いていきます。

でもやっぱりゲームの話題が多いので、先にこちらのページを見ておくと
メルマガをより楽しめます。

・主要作品紹介
http://wargame.jp/main/sakuhinn_kaisetu.htm

・製作中のゲーム
http://wargame.jp//main/special/sinnsaku/index.htm



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 B.ばるばろっさ! タイトル兼パッケージイラスト公開
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現在製作中の「ばるばろっさ! ~すすめ? 赤軍少女旅団~」の
タイトルイラスト(のほぼ完成版)が届きました。
https://drive.google.com/file/d/0B489NwF06rc8R3U4bEtqSHZSY2M/view?usp=sharing

ちょこちょこイラストやボイスが届き始めています。
今年中に出せるといいのですが・・・。



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 C.カノンゴルフAndroid版が4Gamersなどでレビューされた
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9月初頭に公開したカノンゴルフAndroid版が、いくつかの大手レビューサイト
でレビューされました。興味がある方は御覧ください。


4Gamers
http://www.4gamer.net/games/319/G031970/20151002002/


アプリゲット
http://appget.com/appli/view/66783




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 E.方針の分析
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制作&経営方針について、ここ1月ほど書き溜めておいた事を載せます。


昔からメルマガを読んでいる方はご存知かと思いますが、僕は自作ゲーム
の売上と、性格診断セブンの広告収入で生活しています。

面白いゲームを作ったり、新しい試みをするには時間がかかります。
僕の場合は、ほぼ自分の時間がコストなので、時間をかけてゲームを作る
のなら、売上も確保しないといけません。


日本戦争ゲーム開発のゲームの利益としては・・・
へべれけ!>>>
パトル2>
ダンジョンアーミー>
ノイアーアンティーカロマン>
WWII英雄列伝シリーズ>>>
その他

といった感じです。

はっきり分かっているのは、今までの路線の全年齢パソコンゲームは
限界が来ているという事です。
全ての作品がパトルの軍事博物館2並みに売れてくれれば、全年齢ゲーム
だけで生活できます。
ただパトルの軍事博物館はフリーウェアとしてかなり人気があり、ゲームの質
に加えて、そういう背景あってこそファンが応援してくれたのだと思います。
ぱっと出の新作でパトル2の売上を超えるとは考えにくいです。

ダンジョンアーミーもかなり売れてくれましたが、これもパトルの系列作品。
ノイアーアンティーカロマンも、フリーウェアのアンティーカロマンが結構
人気でした。

一方でヴィットマンやカノンゴルフのように、とても生活できないレベルの
売上。下手すると外注費だけで赤字という事も起こりえます。

だからといって、パトルの軍事博物館3、パトルの軍事博物館4、
パトルの軍事博物館5とシリーズばかりに頼る事はできません。
パトルシリーズは、作るのがかなり難しいのです。


幸い今は性格診断セブンと、既存作品で利益が出ているので余裕がある
のですが、今後の方針はきちんと考えていかないといけません。



考えられる方向性としては、
・R18方面に注力する
・スマートフォンアプリに挑戦する
・海外展開
あたりになります。


◆R18方面に注力する
これが一番現実的で、へべれけ!による実績もあります。
同人ゲームのダウンロード市場では、ゲーム性が高いR18作品が圧倒的に
強いです。

シリーズでも何でもなく、フリーウェアによる実績もない「へべれけ!」が
「パトルの軍事博物館2」の、3倍の売上本数というぐらい強いです。

売上だけ考えるのであれば、今後作る全てのゲームをR18にするべきだと
断言できます。



◆スマートフォンアプリに挑戦する
若い世代は、パソコンを持っている人の割合自体が減っていおり、
社会人はパソコンの前に座って長時間遊ぶのが難しい人もいます。
そういう意味では将来性がありそうです。

Google Playやアップルストアは全年齢のみが対象なので、基本全年齢
ゲームを作る事になります。
ただ僕が今まで作ってきたようなじっくり腰を据えて遊ぶゲームを、
スマートフォン向けとして作るのは難易度が高いです。
またアプリ市場では有料アプリであっても100円~500円の低価格帯の
ものがほとんどで、丸半年とか1年かけて作るマニアックなゲームとは
相性が悪いかもしれません。

一方でアプリ内広告で利益を出そうとすると、沢山の人に見てもらう
必要があるので、僕の作風とはさらに相性が悪いです。
あとios向けのアプリは、審査が非常に厳しいため、僕の作風だとそもそも
通らない可能性が高いです。

カノンゴルフを作ってみたり、様々な方面で情報収集したところ、
今の段階では、主力作品はスマートフォン向けにするべきではないと
考えています。




◆海外展開
前提として文字数を極端に絞る必要があるため、パトルやアンティーカロマン
のような作風で作るのは不可能です。
実はカノンゴルフのAndroid版は、日本語環境以外で動かすと、英語版に
なります。
しかし英語版を作った所で、海外で宣伝する強力な手段がない限り
意味がありません。
カノンゴルフは英語圏に向けてプレスリリースを出してはみたものの、
拾われる事もなく、海外からのダウンロードはほぼ0。
有料の広告も使った所ところ数百ダウンロードはされましたが、
売上は0。さらに動作環境の違いか、ゲームが動かない人がもおり、
レビュー評価が下がっただけでした。

なおSteamは、パブリッシャーを通すか、Steam内の投票で勝ち抜かなければ
販売できず、翻訳の事も考えると敷居が非常に高いです。
作ったはいいが、販売できないという事になる可能性が高いです。

以上より、現実的ではないと考えています。



◆結局のところ・・・
今の段階では、スマートフォンアプリと海外展開は、そもそも僕の作風に
あまり向いていないという問題があります。

ゲーム性が明らかにスマートフォン向けな場合を除いて、Windowsを前提に
作ったほうがよさそうです。

利益だけを考えるのなら、今後作る全てのゲームをWindows向けR18に
すべきですが、R18ゲームは、シナリオをHシーンがある事前提で
組まないといけない制約があり、また多数の依頼が必要なので自由気ままに
作れないです(特にある程度「売れ筋」を意識した場合)。

ここ数年の路線のままではありますが、全年齢とR18作品を両方ともバランス
よく作っていく事になるかと思います。
そして余裕がある時には、今まで作ったことがないようなジャンルや、
シリーズ物以外にも挑戦するといった感じです。




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◆本日の毎日ジョーク診断(今日の大妄想)
パトルの今日の妄想は、江戸時代に秘書を務めるクモを題材にした、
歴史小説を執筆。
http://joke777.com/mousou/

「ばるばろっさ!タイトルイラスト公開」への4件のフィードバック

  1. 初めまして、名捨てと言います。よろしくです。
    作風を考えると、スマホでたくさんの人から少しずつ課金して…
    というよりは、少数の人からある程度のお金を払ってもらうという経営戦略のでしょうが、
    実際どのくらいのDL数があるんですか?

  2. 最初の1年間の売上で計算すると……
    最も多かったへべれけ!で2700本ほど。
    パトル2で800本ほど。
    WWII英雄列伝シリーズだと200本ぐらいですね。

    相応の開発期間に加えて、販売手数料や絵などの依頼費などもかかるので、200本だと大赤字になってしまいます。
    WWII英雄列伝シリーズに関しては、共同制作者のSaizwongさんのご厚意で成り立っていますね。

  3. 全部定価で販売している訳じゃないし、大変ですね。

    サラリーマンも辛いけど、自営業も大変ですね。

  4. それでも、こちらはゲーム+性格診断で生活が十分成り立っているので幸せものです。あまりに難易度が高いので、他の人にはお勧めはできませんがw。

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