完成前後に手を加える事の難しさ

ゲームというのは微妙なバランスで成り立っていて、少しの要素を加えるだけでバランスが随分変わってしまうこともあります。

完成直前に思いついた要素を入れると良くなる事もあるのですが、全体のバランスが崩れることもままあります。

それをきちんとまとめるには、かなりのテストプレイ時間および、新しいテストプレイヤーの確保が必要になります。

 

このテストプレイヤーの確保というのな難儀なもので、同じ人がやるとすでに慣れているので、追加要素で妙なところも慣れでカバーしてしまうことがあるのです。

しかし大抵の製作者は何十人ものテストプレイヤーをいつでも確保というわけにはいかないので、調整はかなり困難となります。

 

そして市販のゲームでもそういうところはあります。

市販のコンピューターゲームではパッチによりバグの修正や要素の追加があるというのは結構多いのですが、そこそこの割合でとんでもないミスが混入します。

 

僕のゲームでも完成後のパッチでミスというのは結構やってしまうので、気をつけないといけませんね。

 

 

 

ゼノブレイド買うかどうか迷い中

確か明日はゼノブレイドの発売日。

 

ゼノシリーズは、ゼノギアスとゼノサーガ1&2セット、3と結構やっているシリーズです。

いろいろな意味で普通のRPGとか変わっていたインパクトが強かったので、結構好きです。

ギアスでは主人公がゲーム序盤で自殺しようとしたり、後半で人肉食べちゃったり、サーガでは血まみれの死体があちこちいるところで水着に気がえて超シュールな画面にしてみたり、少し宗教ネタっぽいのがあったり(爆)

 

特にギアスは発売されたのが古くて、その時はレーティング制度もなかったので、多くのいたいけない子供たちが衝撃のシーンを目撃したはず(笑)

ちなみにPSPでアーカイブで出た時はCERO17でした。

 

ただゼノブレイドは、シリーズとはまったく別の作品みたいなのと、wiiのコントローラーが動くか怪しいので、買うかどうかは考え中です。

花粉症が・・・

最近はRubyの職業訓練に加えて前のブログで書いたスクリプトサイトで勉強をしているのですが、花粉症でなかなか能率が上がりません。

こちら真夏と真冬以外は全て花粉症という困った体質。

しかしさすがにかなりの時間を勉強に当てたおかげで、今ならノイアーの時ではできなかった事もいろいろできそうです。

例えばエクセルで兵器のステータス表を作って、それをツクールXPで読み込んで兵器のステータスに適応するという事もできるかもしれません。

 

 

とりあえず今週いっぱいスクリプトの勉強をした後、6月末までにパトルの軍事博物館の最終アップデートに向けた作業を行います。

パトルに関していろいろ事情があるので、またメルマガでお知らせします。

投稿者コメントを修正できるようにしてみました

投稿したコメントを修正したいという要望があったので、早速調べてみました。

するとどうもワードプレスにはデフォルトでそのような機能がない模様。

 

そこでWP AJAX Edit Commentsというプラグインを入れてみました。

これでコメントの編集ができるようになったはず・・・。

 

 

追記

破損したブログに残っていたコメントは、混乱を招くので削除しておきました。

大阪府立図書館もミリタリー系の本が多い

大阪府立中ノ島図書館に行ってきました。

この図書館は経済関係に特化した図書館で、普通の人が行ってもつまらないのですが・・・。

使い方によっては、軍事系の本を大量に借りることができます。

東大阪にある中央図書館から本を取り寄せてレンタルできるというのがミソで、この中央図書館に沢山軍事系の本があるのです。

 

とりあえず資料用として・・・

兵器最先端 5 歩兵師団

世界兵器図鑑 アメリカ編 拳銃・小銃・機関銃・その他の火器

世界の軍用銃 第一次大戦の軍用銃から最新軍用銃までの仕組みと運用法がわかる 世界の傑作機別冊

拳銃・小銃・機関銃 日独伊・米英ソ歩兵兵器 第二次世界大戦ブックス

を予約してきました。

RGSS勉強中 お勧めサイト

Rubyの職業訓練とは別に、RPGツクールXPのスクリプトを勉強中です。

 

現在こちらが勉強に使っているサイトは

http://squirrel.dragon-breath.net/SilfeedArks/sa_f.html

勉強に時間がかかり中級者向けですが、かなり幅広い実用的なケースが紹介されています。

 

初心者の方はツクールXPのマニュアルなどを読んだ後、次のサイトを参考にするといいと思います。

http://rpg-seisaku.hp.infoseek.co.jp/Space_For_tuku-ru/RGSS_000.htm

蒸気機関の戦車 戦車工学より

1937年にソ連で出された戦車工学の、戦車用発動機に関して面白い記述があったので書いてみます。

さすがにソ連の本だけあって、現在(1935年ごろ)の技術で最も戦車用に適した発動機はディーゼルエンジンであると述べています。

経済的で火災の危険性もすくない事が理由として挙げられています。

 

一方こんな面白い論説が書かれています。

以下それを簡単にまとめてみました。

※僕が読んでいるのは1943年に出された日本語版です。

────────────────────────────────────────────

最近安全な高圧蒸気機関(100atm以下)を有する蒸気機関が現れ、操縦と調整の自動化の問題が解決された。

この場合排気の為の凝縮機も用いられるようになり、戦車に対して蒸気機関を利用してはとの問題が持ち上がっている。

蒸気機関は回転力が一定なので変速機の必要がなく急速に加速ができ、取り扱いも極めて簡単、従って極めて軽快に走ることができる。

静かな回転、迅速な逆転、過負荷でも長時間使える、ガソリン機関より寿命が長い。

これらの事は蒸気機関が戦車に課せられた戦術的技術的要求に対して最適である事を示す。

ルノー工場では400kmの行動能力がある蒸気機関付きの8t戦車を作っていると報ぜられている。

またイギリス及びチェコスロバキアの戦車にも用いられていることが知られている。

────────────────────────────────────────────

 

蒸気機関で動く戦車というのは初めて聞きました。

しかしその後の第二次世界大戦でそんな戦車が活躍した事など聞いた事がないので、大きな問題を抱えていたのでしょう。

 

なお戦車工学は、大阪府立中央図書館にも置いています。

個人貸し出しは禁止みたいですが、閲覧はできるようなので、近くに住んでいる人は探してみると面白いかもしれません。

戦車砲の威力 戦車工学より

1937年にロシア語版が出版された戦車工学から、戦車砲の威力についての文章を一部書き出してみます(参考文献は1943年の日本語版)。

その前に以前クリスティー博士が書いた本といいましたが、よく読むと編纂者がクリスティーとなっており共著にロシア人が沢山ならんでいるので、実質的に中を書いたのはロシア人かもしれません。

どうもクリスティーサスペンションのクリスティーではなく、同名の別人のようでした。

クリスティーサスペンションの方の人は「ジョン・W・クリスティー」で、この本の人は「エム・カー・クリスチー」となっています。おそらくソ連の研究者でしょう。

 

戦車の火砲の弾道学的特性を判断するための材料は次の通りだそうです

A口径 B初速度 C砲口エネルギー(砲弾の運動量) D砲弾重量の横断面に対する比(横断面荷重)E射撃速度と射撃命中率

口径を増すと貫徹能力は、口径の2乗に略比例(略比例ってなんだ?)して増加する。

砲口エネルギーは初速の2乗

貫徹能力は砲口におけるエネルギーに比例する

砲弾の飛行中の速度の低下は横断面荷重に逆比例する

空気抵抗とかの複雑な計算式がいろいろのっているけれど。分けがわかりませんでした。ごめんなさい。

 

それとは別に「発射力」なる値を出す計算式がありました。

どうもこの発射力というのは、砲弾の仕事率(馬力)のようです。

計算式は次の通りです

□□□□□Pvⅲ
N=     ────
□□□□36Ldg

P 弾丸の重量(kg)

v 初速度(m/s)

L 口径であらわした砲身長

d 火砲の口径(dm) dm=10cm?

g 重力の加速度

ⅲ 3畳

□はレイアウト調整用のスペース

 

 

なんでも・・・

P 0.67

v 820

L 40

d 37(mm)

という37mm対戦車砲の発射力は70800馬力・・・だそうです。

ちなみに100mm砲だと610000馬力。

 

うーん・・・

 

ちなみに現代型戦車用火砲の例として、20mmが最初にリストに出るのがなんだかシュールです(笑)

 

 

ちなみに前の日記のコメントに書いた2連装の自走砲はこれです。

戦車工学

※メルマガのバックナンバーは、ブログではなく秘密のページから見れるように変更しました。

 

こちら昨日は卒業した大学の図書館に、経営関係の本を借りに行ってきました。

在学中は試験やレポートがある時ぐらいしかいかなかったのですが、経営関係の本だけで数万冊あるため、3月からちょこちょこ利用しています。

しかし今回大学の図書館のとんでもない優秀さに気がついてしまいました。

 

書籍検索で「戦車」、「戦闘機」、「軍事」、「兵器」、「戦争」とかそれっぽいキーワードを入れれば出るわ出るわ、なんで大学においているのか分からないような数百冊の本の群れ。

 

まず映像資料として何故か「鬼戦車T34」

http://www.saturn.dti.ne.jp/~rus-eiga/arc/films/o/onisen34/index.htm

のビデオがあったり・・・

 

書籍はある意味さらに凄くて、書店では絶対おいていないような物までありました

日本兵器工業会三十年史

クルップ : ドイツ兵器王国の栄光と崩壊

総力戦時代のドイツ再軍備 : 軍事財政の制度論的考察

 

そして今回借りてみた本は・・・

「戰車工學」

もう何が凄いかといえば、表紙の執筆者からしてとんでもないです。

 

________________________________________

エム・カー・クリスチー教授編纂

スターリン統下勞農赤軍機甲化陸軍大學教官

アントノーフ・アー・エス

・・・

・・・

人物名が竝ぶ

・・・

・・・

・・・

共著

ソヴィエート社會主義共和國連邦重工業人民委員部科學技術出版部出版

モスクワ・レニングラード

________________________________________

 

そう、T34戦車などに使われているクリスティーサスペンションを開発した、クリスティー博士が書いた本なのです!

日本での翻訳版は皇紀2603年3月8日出版と書かれています。つまり1943年です。

貸し出し記録を見ると、1946年、1990年、1994年に借りた人がいるようです。

 

本の中身ですが、戦車を設計する際の技術的な本となっています。

マニアックすぎて・・・というより工学の専門書なのでほとんど理解不能です。

水陸両用戦車の排水量や水上旋廻半径を求める方程式とか載っています(笑)

技術的な部分以外では戦車に求められる性能について述べられていたり、世界各国の戦車のスペック一覧表のふろくがついていたりします。

 

「おお、今の戦車の解説本みたいだ」と思われるかもしれませんが、舐めてはいけません。

 

日本の戦車に「オーサカ」(制作年1928年)という中戦車があったり・・・

イタリアの戦車に、「新式重戦車」なる謎の名前が載っていたり・・・。

 

今後は軍事関係で面白い事が分かれば、メモもかねてブログに載せていこうかなと思います。

 

※追記

後で確認したところ、この本の編纂者のクリスティー博士は、アメリカのクリスティーサスペンションの人とは別人だと分かりました。

ついうっかり

Rubyの職業訓練もいよいよ最後の教科書に入りました。

目次を見ても知らない単語ばかりが並んでいて、難しくなってきました。

しかしオブジェクト指向は、ツクールのclass設定で原理が分からないままやっていた部分なども少し分かり早速役に立ちそうです。

 

そんな中とある事件が起きました

昼休みの時間に入ったので、ご飯を食べに行ったのですが、戻ってくると何故か皆パソコンに向かっています。

皆戻ってくるの早いなと思いながら、授業再開まで特にやることがなかったので前の時間に出されていた課題の続きをやっていました。

 

すると

先生「3時間目を終了します。お疲れ様でした」

みな昼ごはんを食べに出て行く・・・。

 

そう、僕が昼休みだと思っていたのは、ただの10分の休憩時間だったのです(爆)