その手のゲームジャンルの話し

【日本戦争ゲーム開発通信】
2017/2/25号

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今回は普段はあまり語らない、R18ゲーに関する制作事情について書きます。

◆目次◆
A.メルマガを初めて読む方へ
B. R18ゲームのジャンル

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


このメルマガでは、ゲーム製作、最近あった面白い事、ミリタリー関係、こんな感じの話を、できるだけ楽しく愉快に書いていきます。

でもやっぱりゲームの話題が多いので、先にこちらのページを見ておくとメルマガをより楽しめます。

・主要作品紹介
http://wargame.jp/main/sakuhinn_kaisetu.htm

・製作中のゲーム
http://wargame.jp//main/special/sinnsaku/index.htm

 


 B. R18系のジャンル


現在製作中の「橙天の銀翼」と「よんごくしスペシャル」。

 

この2作品には今まで作ってきたR18作品と大きく異る点があります。

ずばり純愛ゲー(より)という事です。

 

エロゲーを、すごく大雑把にジャンル分けすると、純愛系と、陵辱系に別れます。

純愛系はその名の通り、愛がある事が前提でHシーンが成り立つようなゲーム。恋愛や萌え重視。

陵辱系は、逆にヒロインの意思を無視するHが主体になるゲーム。エロ重視。

といったところです。

 

僕が今まで作ったR18作品は、いずれも陵辱よりです。

陵辱系を作ってきたのには2つの理由があります。

 

まずダウンロード販売では、一般的に陵辱系の方が売れやすいとされている事。

利益が出なければゲーム制作が続けられないので、これは重要です。

 

次にエロゲーや美少女ものに詳しくない場合、陵辱系の方が作りやすい事。

僕自身は5年前まではエロゲーを遊んだ事すら無かったわけで、その手のゲームは完全に門外漢でした。

R18シーンのテキストは自力では書けないので外注に出す事になります。

陵辱系の方がHシーンと全年齢部分が明白に区別できるので、他人に任せやすいのです。

具体的に言うと、陵辱系だとHシーンの理由がモンスターに襲われただとか、戦争で捕虜にしたとか単純ですみ、全年齢部分からR18シーンにつなげる描写は少なくて済みます。

対して純愛だと、Hシーンでしか恋愛描写がないのは不自然なので、全年齢シーンでも多少は恋愛描写が必要になります(本当は陵辱系でも、似たような事がいえますが)。

 

ただ陵辱系にも問題がないわけではなくて……。

バカゲーチックな作風だと、全年齢シーンと、外注したR18シーンの雰囲気に落差が大きくなりすぎる場合があるのです。

 

R18作品も何本か作ってきて慣れてきた事もあり、今回は思い切って純愛よりの作風でやってみる事にしました。

なお両作品とも、日本戦争ゲームらしい、カオスでシュールでお馬鹿で不謹慎でゲーム性重視の作品でもあるので、純愛とか陵辱とかはさておいて、ファンの人は安心して(?)楽しめるかと思います。

 


◆本日の毎日ジョーク診断
パトルの今日の妄想は、ローマ帝国で鼻血をたらした友人とともに、地底人と戦う。
http://joke777.com/mousou/