目次
◆ゲームの目的
内政、外交、軍事をフル活用して、日本を代表する都道府県になるのが目的です。
◆操作方法
クリック……決定
右クリック……戻る
ドラッグ……地図をスクロール
←↑↓→キー、WASDキー……地図をスクロール
Alt+Enter……フルスクリーン切り替え
◆大雑把なゲームの流れ
ゲーム序盤(~1年目)
- 地方債を発行したり、税制を調整したり、地域振興で経済効率を高め、財政破綻を避ける。
- 他県に外交官を送り込み、今後の布石を打つ。
- 仲良くする県や、敵対する県を見極めておく。
- 脅威になりそうな県の採用予定イデオロギーや外交関係を把握しておく。
- 陸軍および海軍の部隊を生産。
- どの勝利条件を目指すか大雑把に考えておく。
- 必要があれば関係を悪化させて戦争を起こし、占領する。
ゲーム中盤(2年目)
- イデオロギーを採用する。
- イデオロギースキルの効果も使いつつ、引き続き財政状況の改善を目指す。
- 必要であれば戦争や合併で積極的に領土を拡張する。
- 必要に応じて空軍を購入。
- 自分より強大な県や、海軍力が強い県とは不用意に戦争にならないよう気をつける。
- 友好的な県にも気をつける。平和イデオロギーを採用した県は、プレイヤーを合併しようとしてくる。
- 目指している勝利条件を元に、県の舵取りを行う。
ゲーム後半(3年目以降)
- 順調にいけば、4年程度で勝利条件を満たせる。
- 5年経つと自動的に勝者が決まり、ゲームが終了する。
このゲームは選択した都道府県の強さだけでなく、運や県同士の相性も大きく勝敗に絡みます。たとえ負けてしまっても、より勝率を高められる方法はないか考えてみましょう。
◆序盤の解説動画
※動画中ではいちいち「戻るボタン」で前の画面に戻っていますが、実際は右クリックを使ったほうが楽です。
※動画で題材にしている愛知県の基本的な戦略は、初心者向きの県で解説しています。
◆覇県(勝利条件)
本作の目的は、必ずしも武力で日本を征服する事ではありません。
- 初期エリアを巨大都市にする首都勝利。
- 財政健全化による財政再建勝利。
- 占領や合併で領土を広げて領土勝利。
- 自分以外のイデオロギーを全て滅ぼす、イデオロギー勝利。
- 人口、経済力、軍事力などで決まる、総合力勝利。
どの手段で覇県を握るのが向いているかは、県やイデオロギーによって異なります。
例えば東京都で首都勝利や総合力勝利を収めるのは簡単ですが、鳥取県ではとてつもなく難しいです。
沖縄県は陸路で繋がっていないため領土の拡張が絶望的に難しいですが、引きこもって財政再建を目指すのにはうってつけです。
北海道は膨大な初期軍備で、一気に南下して領土勝利を掴むのに向いています。
首都勝利
首都エリア(初期エリア)の人口を1600万人以上にする事で達成できます。具体的には首都エリアの魅力を160以上にして、他の領土から移住させれば達成できます。
東京都などもともとも人口が大きく、魅力も高い都道府県の方が達成しやすいです。繁栄または平和イデオロギーが有効です。
財政再建勝利
資金-債務額が1500以上になれば勝利です。地方債や軍事費を抑制しつつ、大幅な経済成長を遂げる必要があります。
大きな県は初期状態で大量の日本国債を引き継いでいるのか、債務残高が膨大です。そのためこの勝利は向いていません。初期債務額が少ない、弱小県の方が達成しやすいです。
繁栄イデオロギーが向いていますが、平和イデオロギーの方が外交関係をコントロールしやすく、横槍を受けにくいというメリットはあります。覇権イデオロギーでも、トリッキーな戦法を使うことで財政再建に貢献できるかもしれません。
領土勝利
保有エリアを15以上にすれば勝利です。
武力占領なり合併で領土を広げれば達成できます。一見単純ですが、達成には戦力だけでなく外交手腕が求められます。
保有エリアが増えると、イデオロギーが異なる県と仲が悪くなるためです(相性が良い場合を除く)。そのため無闇矢鱈に領土を広げると、自分より強大な県と敵対してしまったり、海軍が強い県に海上封鎖をされ、滅ぼされてしまいます。
初期軍備が多い県や工業力が高い県向けです。領土を増やしやすい覇権や平和イデオロギーが有効です。
イデオロギー勝利
自分が採用しているイデオロギー以外の県を全て滅ぼせば勝利です。
強大な県を「イデオロギー同調」で自陣営に呼び込み、適切な県と戦ってくれるよう「介入」を行うなどで、日本中のパワーバランスを活用した戦略が求められます。
他にも海上封鎖、空爆、謀略戦などトリッキーな攻撃で遠方の県を攻略する必要があるでしょう。
他県の動向に左右されやすいので、最初からこの勝利条件を目指すのはお勧めしません。しかしうまく活用すれば、逆転勝利も可能です。
総合力勝利
4年目以降で最も総合力が高い事が条件です。5年目1月が終わると、総合力が最も高い県が自動で覇県を握ります。
領土の数よりも質が重要で、首都圏さえ抑えておけば大抵は総合力で首位に立てます。自分の領土を広げるだけでなく、総合力が高い県を弱体化させる必要もあるかもしれません。
◆パラメーターについて
各種パラメーターの意味は、ゲーム中でマウスカーソルを画面上部や左ウィンドウのパラメーター上に載せると表示されます。パラメーターの意味に関しては、そこでご確認ください。
◆地域振興
ターン開始時にエリアを1つ選んでパラメーターをあげます。特に重要なのは経済効率と、魅力です。
経済効率を上げると、エリアの基礎税収が上がり、結果的に毎ターン手に入る資金が増えます。
魅力には経済効率ほどの即効性はありませんが、
人口の減少を抑えたり人口を増やす効果があります。エリアの基礎税収は、経済効率と魅力両方が影響するので、どちらも重要です。
地域振興では他にも様々なパラメーターがあげられるので、合わせて上げていきましょう。ただ何を上げればいいか分からない状態なら、経済効率が一番無難ではあります。
◆内政
地方債
借金して毎ターンの収入を増やします。
基本的にどの都道府県も最初は赤字なので、地方債を発行しなければ回していけません。
発行できる地方債の金額は、首都エリアの人口に依存します。
毎ターン債務額の2%を返済していく事になります。一度に多額の地方債を発行すると、債務額が急激に増えるので注意が必要です。
イデオロギー
県のイデオロギーを採用します。
イデオロギーは2年目に入るまでは採用する事ができません。2年目以降は、7月と1月に新規に採用できるようになります。
イデオロギーには覇権、
繁栄、
平和の3つがあり。1つを選択すると、他のイデオロギーを選ぶことはできなくなります。
選択したイデオロギーによって様々な効果が得られるのはもちろん、外交関係にも大きな影響を与えます。イデオロギーが異なる相手とは仲を損ねやすいです。
目指している勝利条件とも密接に関わる効果が多いので、イデオロギーの選択は慎重に行いましょう。なおイデオロギーを採用しないままだと、全ての県とイデオロギーが異なる扱いになるので注意してください。
覇権
武力で日本を統一する事を理念に掲げ、そのためには人権の制約も辞しません。
中立状態の相手にも問答無用で攻めれるので、兵力さえ揃っていれば展開の速度はピカイチです。
初期戦力や工業力に優れていたり、周りが自分より弱い場合に特に有用なイデオロギーです。
AIの場合でも、中立状態のプレイヤー領に侵攻してくるので、覇権を採用しそうなAIが近くにいる場合は十分な注意が必要です。
多くの場合、AIの採用予定イデオロギーは最初から判明しています。軍事力に勝る隣接県が覇権イデオロギーを採用予定の場合は、最優先で対策をとるべきです。
繁栄
経済的繁栄を追求するイデオロギーです。
首都の経済力をもりもり上げる「経済特区」に、行政費を削減する「社会保障改革」など、金策と首都エリア強化に優れます。ただし領土拡張は最も苦手です。
首都勝利、財政再建勝利などに向きます。
頑張っておらが県を、東京を超えるメガロポリスにしましょう。
平和
平和的に日本を統一する事を理念に掲げます。
外交に特化したイデオロギーで、様々な手段で外交影響力が稼げます。また自分よりも強大な県を吸収合併できます。戦況を激変させるだけの力がありますが、大規模な合併は乱戦の原因になるので注意も必要です。
平和を採用したAIは友好的に振る舞うことが多いですが、最終的にプレイヤー県を合併しようとするので、例え同盟を結んでも脅威になる事があります。
税制
税制を調整します。
税金を重くするほど収入が増えますが、全エリアの魅力が下がります。
保有しているエリア数が増えると、地方債だけでは収益を確保できなくなってくるので、税率を上げて対策しましょう。
兵役
保有できる兵力上限は、人口と兵役制度によって決まります。
兵力上限を超えて部隊を保有すると、部隊が作れなくなる上に戦闘ペナルティを受けます。必要に応じて兵役を強化していきましょう。
しかし財政が厳しい場合は、部隊が残っていても、思い切って無募集にしたほうがいい事もあります。戦闘ペナルティは受けますが、一応戦えるためです。
なお他県を併合して総人口が大きく増えた場合は、兵役の見直した方がいいです。いつの間にか過剰な予算を兵役に投入している事があるためです。
移住
他の保有エリアから首都エリア(初期エリア)に、人口を移します。移住のメリットとしては……
- 首都エリアの経済効率が高い場合は、移住させれば効率よく資金を稼げる。
- 地方債の発行金額が上がる。
- 首都エリアの人口を一定以上にすれば首都勝利となる。
移住させられる人口の上限は、首都エリアの「魅力」10倍です。例えば首都エリアの魅力が90なら、900万人まで人口を移住させられます。
また移住元エリアと首都エリアの魅力差によって、移住に必要な費用は変わります。移住元の方が首都エリアよりも魅力が高い場合は、移住費は高額になってしまいます。
◆外交
外交概要
外交は本作で最も重要な要素の1つです。最強クラスの県でも外交を疎かにすれば苦戦は必至。弱小県ならあっという間に滅んでしまう事でしょう。
外交の大雑把な流れは……
・他県に外交官を送り込んだりして影響力を稼ぐ。
・影響力を消費して各種外交コマンドを実施。
といった感じです。
外交コマンドの効果は、ゲーム中の画面下に出るヘルプに書かれているので省略します。
ここではゲーム中の解説だけでは分かりにくい部分や、特に重要な箇所に絞って説明します。
影響力
上に書いたとおり、影響力は外交コマンドを実施するのに使います。また影響力が一定以上あると、その県の部隊数など軍事情報を見れるようになります。
- 外交官
- 県境の隣接
- 相性
- 制海権
- イデオロギースキル
で影響力は稼げます。
外交官と
総合力
外交官は、自分より総合力が高い県(強大な県)に対してはあまり影響力が稼げません。
総合力は各種パラメーターや保有部隊の合算なので、人口を増やしたり、領土を広げたり、所持している部隊を増やすと高められます。
具体的に影響するのは……
- 人口(特に重要)
- 税収(特に重要。ただし、地方債や税制の補正は考慮しない)
- 食料生産量
- 工業力
- 造船力
- 製油
- 発電量
- 実際に保有している部隊数
なお部隊数に関しては防空艦でも歩兵でも1つあたりの評価値は変わりません。
外交態度
外交態度は「同盟」、「友好」、「戦争」といった2県間の状態を表します。
態度ポイントが400以上なら同盟状態。300~399ポイントなら友好状態……といった感じになります。
態度ポイントは
- 外交コマンド「関係改善」→ 上がる
- 外交コマンド「敵視政策」→ 低下
- 外交コマンド「謀略戦」→ 低下
- 県境隣接→ たいていは低下
- 相性が良い→ 上がる
- 相性が悪い→ 低下
- イデオロギーが同じ→ 上がる
- 保有している領土数→ 基本的に低下
- 侵攻→ 基礎値が0になる
といった感じで変動します。
同盟(400~)
自分のエリアと同じように、戦闘で兵站支援やレーダーを使えます。また条件を満たせば合併も可能です。
友好(300~399)
友好以上なら、攻められる事はありません。
また電力、工業力、造船力が友好ボーナスとして自動でもらえます。他県の工場などを貸してもらっているようなイメージです。もし電力が足りないのなら、発電力が大きな県と友好関係になるといいかもしれません。
「互助政策」も使えるようになり、互いが得意な産業を向上させる事ができます。
中立(200~299)
覇権イデオロギーを採用している場合は、中立以下なら攻められます。それ以外の場合は、ひとまず害が及ぶことはありません。
敵視(100~199)
敵対的な外交コマンドである「謀略戦」が使えるようになります。
敵視状態のAIは謀略戦や敵視政策を好むことが多く、放置していると関係がさらに悪化し、戦争になるので注意してください。
戦争(~99)
イデオロギーに関わらず侵攻できます。
中立や敵視状態でも、一度戦闘が発生すると外交態度は戦争まで一気に低下します。
外交態度と戦争
本作ではゲーム開始時は、どの県とも戦争していません。敵を攻め落としたいのなら、まずは「外交態度」を「戦争」にしなければなりません。
「関係変更コマンド」から「敵視政策」を使えば、外交態度を悪化させる事ができます。
なお覇権イデオロギーを採用しているのなら、「中立」でも攻められます。
外交態度と

イデオロギー
イデオロギーが異なると、外交態度が低下します。
特に大きいのが、保有領域数によるペナルティーです。持っているエリアが多いほど、イデオロギーが異なる県とは仲が悪くなってしまいます。
ただし相性が「良」「最良」の場合は、イデオロギーが異なっても外交態度が低下しません。
相性
毎ゲームごとに変わる、その県との根本的な相性です。
- 最良
- 良
- 普通
- 悪
- 最悪
- 興味関心
があります。
相性によって態度ポイントが変わるほか、AIの思考にも影響します。
相性が良い県とは仲良くできる事が多いです。逆に相性が悪いと、AIの方から積極的に関係改善を図ってくる事はまずないでしょう。そのうえ放置しておくと、ほぼ確実に戦争になります。
「興味関心」は特殊な相性で、外交態度には影響しませんが、影響力を互いに与え続けます。
合併とイデオロギー同調
「外交」→「関係変更」の中には、合併、イデオロギー同調というコマンドもあります、この2つは独特な効果があるので説明します。
合併は他県を吸収するコマンドです。軍事力で制圧した場合と異なり、相手の軍隊や備蓄資源もごっそり手に入ります。ただし相手の債務額も引き継いでしまいます。また一気に領土が増える事により、乱戦の原因になりかねないため注意が必要です。
合併の前提条件は、外交態度が同盟、相手に陸路で隣接、総合力で上回っている……です。この状態で影響力を大量に使えば合併が行なえます。ただし平和イデオロギーを採用している場合は、前提条件は同盟だけです。なので自分より強大な県や遠くの県と合併する事もできます。
イデオロギー同調は、相手のイデオロギーを自県と同じにするコマンドです。前提条件は自身がイデオロギーを選択済みで、相手がイデオロギー未定か同盟状態です。この状態で影響力を消費すれば相手のイデオロギーを変更できます。
◆陸軍
陸軍は工業力で生産し、陸上エリアの占領に用います。
いかに海軍力と空軍力が高くても、首都エリアを落とされると負けなので、最も重要な戦力と言えます。
陸軍の使い方
- まずは「生産」コマンドで部隊を生産。工業力が高いほど速く作れる。
- 出来上がった部隊はどこにも配置していない未配備兵力扱いなので、「配備」コマンドからエリアに配備。
- 配備しても即座に使えるわけではない。「ターン終了」ボタンを押し、配備完了まで1ターン待つ。
- 配備が完了した部隊は、「侵攻」または「移動」コマンドで動かせる。
- 「侵攻」は敵エリアを攻めるときに使う。「移動」は他の自県エリアに移動させるときに使う。
※覇権イデオロギー以外は、戦争状態の県に対してのみ侵攻可能です。
戦闘効率と
兵站設備
陸戦では物量に加えて、「戦闘効率」が重要になります。戦闘効率が200%なら、100%の倍の攻撃力が発揮できます。
- 出撃元の兵站設備
- 戦場エリアの兵站設備
- 戦場エリアに隣接している保有エリアの兵站設備
- 戦場エリアに隣接している同盟県の兵站設備
- 戦場エリアの接続海域が自己保有
- 戦場エリアの接続海域が同盟県の保有
- イデオロギースキル
- 保有兵力が兵力上限に収まっているか
- 燃料は足りているか
などで彼我の戦闘効率は変化します。
攻撃側の戦闘効率は出撃元エリアの「兵站設備」、防御側の戦闘効率は戦場となるエリアの「兵站設備」が最も大きく影響します。
他にも戦場となるエリアに隣接する自己保有、または同盟関係にあるエリアの兵站設備も、それぞれ四分の一ずつ程度影響します。
言い換えると攻撃側の場合は、出撃元エリアの兵站設備を上げて、さらに戦場に隣接するエリアも保有したり、同盟県で固めてしまえば、高い戦闘効率を発揮できるというわけです。
さらに海沿いのエリアなら制海権を取るか、制海権をとっている県と同盟を結べて大きな戦闘効率ボーナスが付きます。
包囲攻撃
決着がつかずに膠着状態になったエリアに、同一ターン中に続けて部隊を侵攻させると包囲攻撃ができます。
包囲攻撃Lv1なら突撃フェイズの衝力が2倍、包囲攻撃Lv2なら突撃フェイズの衝力が3倍に跳ね上がります。遠距離砲戦フェイズには影響しないので注意してください。
AI同士の戦闘で膠着状態になっているエリアに攻め込むことでも包囲攻撃は成立します。エリアの横に「戦1」みたいな文字が出ている場合は、そのエリアで膠着状態の戦闘が行われている事を示します。
兵種
歩兵
小銃、迫撃砲、対空ミサイル、対戦車ミサイルで武装した陸軍の屋台骨。衝力が低いため、攻勢よりも防衛戦で活躍します。1部隊あたりの戦力は劣りますが、燃料代が他の陸軍兵科の四分の一と非常に安いのが特徴です。
砲兵
高い遠距離攻撃力が特徴ですが脆いです。他の兵科とセットで運用すれば、攻撃を受けにくくなります。対戦車攻撃力は低く、またヘリに対しては攻撃が当たりません。数を揃えられれば、先手をとって敵の歩兵、砲兵、高射部隊を潰す事ができます。
高射
対空攻撃に特化した部隊です。ヘリに対して非常に強く、空軍機の迎撃も可能ですが、他の兵科に対しては歩兵未満の性能です。
戦車
高い衝力が特徴の攻勢向けの兵科です。歩兵、砲兵、高射などほとんどの相手に対して有利ですが、ヘリ相手には攻撃が当たりません。
ヘリ
衝力が高い攻勢向けの兵科です。脆いのが欠点ですが、他の兵科とセットで運用すれば、高射部隊に狙われにくくなります。特に戦車に対して有効です。また砲兵の攻撃も受ける事がありません。
なお陸上自衛隊の輸送ヘリも偵察ヘリも全て攻撃ヘリとして実装しています。海上自衛隊の哨戒ヘリは艦隊戦力一部と扱い、固有ユニットとしては無し。航空自衛隊の空輸隊も実装していないのであしからず。
◆海軍
海軍は造船力で生産し、海洋エリアの占領に用います。
海洋エリアを占領するメリット
海洋エリアを占領すると、4つのメリットがあります。
- 沿岸の県に毎ターン外交影響力を与える。
- 沿岸エリアで陸戦を行うときに、戦闘効率ボーナスが得られる。
- 戦争中の沿岸エリアを海上封鎖する。
- 領土勝利に必要なエリア数にカウントされる。
海上封鎖
上に書いたとおり、海洋エリアを占領していると、戦争相手の沿岸エリアを封鎖します。
海上封鎖されているエリアは、製油、工業力、造船力、発電量が0に。食料生産も半減します。発電が停止するのに加えて、食料や燃料の輸入単価も高騰するので、財政にも深刻な打撃を与えます。
長期の海上封鎖に耐えられる県は、ほとんどありません。
海軍の使い方
- まずは「造船」コマンドで部隊を生産。造船力が高いほど速く作れる。
- 出来上がった艦船はどこにも配置していない未配備兵力扱いなので、「配備/侵攻」コマンドからエリアに配備。
- 実際の戦闘はターン終了後に行われる。
他県の海域に艦船を配備すると、占領を試みます。ただし他県のエリアに配備するには、基本的に戦争状態の必要があります。
どことも戦争していない時は、自県の海域に配備するか、沿岸の陸上エリアに対空砲代わりに配置しましょう。
陸上エリアに配備した艦船は、陸戦では何もしてくれませんが、空襲を受けた場合は応戦します。敵の艦船は陸上エリアには侵攻してこないので、空襲以外では戦闘は起きません。なお陸上エリアが占領された場合は、自動で未配備状態になります。
すでに配備済みの艦船を別のエリアに移動させたい場合は、まずは「配備/侵攻」コマンドで当該エリアに配備している艦船を減らしてください。すると未配備状態になるので、改めて別のエリアに配備しなおしましょう。
兵種
護衛艦
標準的な性能を持つ万能艦です。あらゆる敵に対処できるので、とりあえず迷ったらこれを作りましょう。
ヘリ空母
潜水艦を沈めるのに特化しています。哨戒ヘリによる先制攻撃を行いますが、通常の艦船に対しては無力なので注意してください。また高コストです。
防空艦
いわゆるイージス艦です。対空攻撃力、回避能力に加えて、特に艦隊防空能力が高いです。ただし製造コストが高いためこの艦だけで部隊を組むのは非効率的です。艦隊の盾として少数混ぜておくと、飽和攻撃(大量同時攻撃)に対する抵抗力が大きく上がるはずです。
小型艦
低コストで大量生産が可能ですが、その分性能も劣ります。敵の航空機に対しては一切攻撃できず、また回避能力も低いです。敵の主力艦隊にぶつけると、大損害を受けてしまう事でしょう。しかし敵戦力がいない海域を奇襲占領するにはうってつけです。なお海上自衛隊のDEに相当します。
潜水艦
あらゆる艦船に対して高い攻撃力を誇り、戦闘機やMR機から攻撃を受ける事もありません。艦隊防空が高い大規模な艦隊に対しても効率よく攻撃ができますが、哨戒機とヘリ空母が天敵です。また当然ながら、敵の航空機を撃ち落とす事はできません。
艦隊防空
「護衛艦」と「防空艦」は艦隊防空能力を持ちます。これは艦隊全体を対艦ミサイルから守る能力です。
艦隊防空能力が機能しているうちは、対艦ミサイルの被弾率が四分の一になります。言い換えると艦隊防空能力を上回るような大量の敵と交戦すると、一気に沈められやすくなります。
また艦隊防空能力では、潜水艦の攻撃を防ぐことはできません。
◆空軍
空軍は遠方の県を弱体化させたり、敵陸軍の戦闘効率を落としたり、艦船に対する攻撃など様々な用途で活躍します。
空軍の使い方
- 「調達」コマンドで購入。
- 「配備/侵攻」コマンドで空襲したいエリアに配備する。
- またはどこにも配備せずに、迎撃機として待機させる。
- 実際の戦闘はターン終了後に行われる。
他県のエリアに配備すると、ターン終了後に戦闘を行います。他県のエリアに配備するには、基本的に戦争状態の必要があります。
未配備状態の航空機は迎撃機として活動します。全ての航空機をエリアに配備してしまうと、敵から空襲を受けた場合に迎撃できる航空機がいなくなってしまうので注意してください。
すでに配備済みの航空機を別のエリアに移動させたい場合は、まずは「配備/侵攻」コマンドで当該エリアに配備している航空機を減らしてください。すると未配備状態になるので、改めて別のエリアに配備してください。
兵種
戦闘機
敵の航空機を撃ち落とすのに特化しています。対地攻撃力はわずかにありますが、対艦攻撃力は全くありません。
MR機
MR(マルチロール)機は、空戦から対地攻撃、対艦攻撃までそつなくこなします。ただし空戦能力は戦闘機に劣り、潜水艦を攻撃する事はできません。
哨戒機
対潜水艦攻撃に特化した航空機です。対地攻撃力はわずかにあり、対艦攻撃力もMR機並にありますが、打たれ弱いです。空戦能力は皆無です。使いみちが限られるので、必要な場合にのみ調達するべきです。
電子支援
空戦と海戦では物量に加えて、電子支援が重要です。
電子支援が高いと、相手の戦力が分かり、攻撃の命中率と回避率も上がります。目安としては敵の倍の電子支援があれば命中率と回避率が1.5倍、3倍の電子支援があれば命中率と回避率が2倍になります。
電子支援の値を決定する要素は……
- 戦場エリアのレーダー値
- 戦場エリアに隣接する自己保有のレーダー値
- 戦場エリアに隣接する同盟県保有のレーダー値
- イデオロギースキル
- 保有兵力が兵力上限に収まっているか
- 燃料は足りているか
になります。
陸戦の兵站設備と異なり、レーダーは戦場エリアに建っているものも、隣接エリアに建っているものも影響度は同じです。海戦の場合は接続海域のレーダーが全て影響します。
遠方のエリアを空襲する場合、戦場の隣に自分の領土がないため、電子支援は低くなってしまいます。そんな時は戦場に隣り合っている県と同盟関係になってから、空襲するといいかもしれません。
海軍との共同作戦
空軍は海軍と共同して戦えます。
MR機や哨戒機の対艦ミサイルにも、敵の艦隊防空能力を削る効果があります。なので航空機だけでは撃沈できなくても、その後の艦隊戦で戦果をあげられる確率が高まるかもしれません。
そうではなくても、艦隊防空があるうちでも攻撃を全部無効化されるわけではないので、事前に敵艦の数を減らしておけば、艦隊戦で有利になるのは間違いないでしょう。
◆情報
情報コマンドでは、エリアに表示されるパラメーターを切り替えられます。
都道府県間、エリア間のパラメーターの比較に便利です。
特に総合力や魅力の確認で役に立つしょう。
◆攻略のコツ Q&A
あっという間に財政破綻してしまう
最初の1年で財政破綻するようでしたら、地方債を活用してください。
東京のように電力不足が原因の場合は、収入が極めて厳しいので地方債に加えて税制も弄る必要があるかもしれません。そして大急ぎで千葉県、新潟県、福井県、福島県などの発電力が高い県と友好関係を結びましょう。友好状態になると、相手の電力、工業力、造船力の一部を使わせてもらえます。
最初は持つけれど、やっぱり財政破綻してしまう
徹底的に経済効率を上げましょう。イデオロギースキルも有効活用してください。
地方債の発行金額は首都エリアの人口に依存するので、領土が広がると地方債だけでは賄えなくなってきます。税制をあげてカバーしましょう。
本作の都道府県は基本的に赤字です。必ずしも領域の拡大が資金繰りの改善には繋がらないと心得ておきましょう。財政再建を目指すのなら、1エリアだけの方がいいこともあります。
首都エリアの魅力と経済効率が高い場合は、首都エリアに人口を移住させると効率よく税収が得られ、さらに地方債の発行金額も増やせます。
急激に資金繰りが悪化したが原因が分からない
エリアをクリックして都道府県の詳細情報を開き、産業統計の資金収支内訳を見て分析しましょう。
海上封鎖や輸入費が原因の財政悪化
一番多いのは、海上封鎖を受けたことにより電力が足りなくなったというパターンです。友好県が海上封鎖を受けたり滅ぼされたりして、外部からの電力供給が途絶する事もあります。
分かりにくいのは、食料や燃料の輸入費です。食料や燃料の輸入費は「財政収支内訳」欄には出ませんが、普段でも不足分1あたり資金1で輸入しています。海上封鎖を受けると、食料や燃料の輸入単価が跳ね上がるため、電力不足による収入減少と合わせて二重苦になります。
兵役費による財政悪化
大規模な合併を行ったり、人口が多いエリアを占領した瞬間に赤字額が膨れ上がった場合は、過大な兵役費が圧迫しているかもしれません。人口が多いほど沢山の兵員が確保できる反面、兵役費も重くなるのです。
赤字エリアの併合による財政悪化
単純に大赤字のエリアを占領したり合併すると、財政収支は悪化します。
特にAI同士の戦争などで経済効率が極端に下がっているエリアは危険です。「移住」コマンドを使ってプレイヤーの首都エリアに人口を移せば解決できるかもしれません。
どの県が初心者向け?
初心者向けは愛知県、沖縄県。
準初心者向けが東京都、神奈川県、福岡県、北海道だと思います。
それでも難しすぎると感じるのなら、難易度を変えてみるのもいいでしょう。
愛知県
最高の工業力にくわえて、財政から電力まで全てが高いレベルでまとまっています。周りには自分より弱い県しかいないので拡張も楽です。
イデオロギー覇権を採用し、周囲を片っ端から占領して領土勝利や総合力勝利が初心者でも分かりやすいと思います。
神奈川県と戦争になると海上封鎖を受けて滅ぼされる可能性が高いので、仲良くしましょう。外交態度を同盟まで上げれば、神奈川県が制海権をとっている沿岸海域で陸戦戦闘ボーナスもついてお得です。
制海権は神奈川頼みになるので、神奈川県が滅ぼされたりしないように支援もできると理想的です。当然ながら神奈川県と相性が悪い場合は難易度が上がってしまいます。
沖縄県
財政再建勝利の練習に最適です。
沖縄県自体は裕福な県ではないのですが、他県から横槍が入りにくいため、外交と内政に専念できます。
財政再建勝利は、「資金-債務額」を1500以上にする必要があります。当然ながら地方債で債務を増やすほど勝利が遠のきます。前半以外は地方債の発行は避けましょう。発行するとしても少額ずつに留めるべきです。そしてイデオロギー繁栄、または平和を採用し、経済力を中心に上げていきましょう。
陸軍力は不要なので、解散して燃料を節約しましょう。空軍も解散した方がいいかもしれません。
外交ではできるだけ他県と戦争や、敵視状態にならないようにするのが重要です。戦争状態になると魅力が下がってしまいますし、空爆や海上封鎖で滅ぼされてしまうかもしれません。また敵視状態だと、謀略戦が厄介です。
なお北海道と相性が悪いと、難易度が跳ね上がるので注意が必要です。
※魅力が下がると人口が減りやすくなるので、結果的に税収が減る。なので魅力が減少しないように、戦争状態を避けるべき。
神奈川県
全てのパラメーターが高いうえに、強大な海軍を持つ最強県候補です。ただし初期エリアが多いため、イデオロギーが異なる相手と乱戦状態になりやすいです。
また周りには東京、千葉、埼玉など首都圏の強豪が揃っています。静岡県も意外なまでに重武装なので注意が必要です。
様々な方法で覇権を握る事ができますが、一度試してもらいたいのはイデオロギー「平和」を採用した上で、高い外交能力を活かすやり方です。
使いこなせば、合併を繰り返して拡張する事も、引きこもりつつ戦争を回避する事も、他県の外交関係に介入して日本を裏から操る事だってできるでしょう。
福岡県
愛知県や神奈川県ほどパラメーターは高くありませんが、周りが自分より弱い県ばかりなのが長所。なんと一番近い同格は遥か彼方の兵庫県。
欠点は西日本全般が経済力に乏しいため、領土を広げれば広げるほど赤字が辛くなる点。複数の海軍県との関係を考慮する必要がある点でしょうか。
覇権イデオロギーを採用しての領土勝利が王道です。ここまで簡単に領土を広げられる県は、福岡を除けば北海道ぐらいしかありません。
近くに最高の造船力を持つ長崎県がいるので、できるだけ早く占領、または合併しましょう。そうすれば海軍力でも他の強豪県と勝負ができるようになります。
佐賀と長崎以外は、イデオロギーの採用を待ってから占領したほうがいいかもしれません。覇権イデオロギーの「略奪」を取得してからであれば、どんどん略奪して財政問題を解決できます。
東京都
首都勝利の入門に最適……と言いたい所ですが、極端な電力不足により、何もしなければ数ターンで財政破綻してしまいます。
地方債を全力で発行しつつ、電力が多い、千葉、新潟、神奈川、福島などと積極的に友好関係を結びましょう。特に千葉県は合併したいところです。
首都勝利のためには、首都エリア(初期エリア)の人口を1600万人以上にする必要があります。東京都の場合は無理に拡張する必要もないので、魅力を高めつつ勝手に人口が集まるまで待つか、周囲の県を合併したうえで移住させましょう。なお移住によって人口を1600万人以上にするには、首都エリアの魅力が160以上必要です。
税制を重くしたり、他県と戦争状態だと魅力がだんだん下がるので注意してください。
北海道
桁外れの初期陸軍を持つ半面、財政状況は劣悪です。
兵役を重くすると、財政が持たずに破産してしまいます。逆に無募集にしてしまうのがお薦めです。あまりに物量が多いため、兵力上限ペナルティを受けていても無理やり他県を攻め落とせてしまうからです。
時間がたてば経つほど不利になります。財政破綻する前に、領土勝利を目指す必要があります。ただし他県を攻め始めるのは、覇権イデオロギーの「略奪」を修得してからの方がいいでしょう。
望まない相手と戦争になって滅ぼされてしまう
少しでも戦争を避けるには、敵視状態のまま放置しないのが重要になります。敵視状態のAIは、謀略戦や敵視政策をしかけてくる事が多く、そのまま戦争になりがちです。
逆に友好関係まで上げてしまえば、あとは向こうから勝手に関係改善をしてくれる事も多いです。
特に覇権AIは中立でも攻めてくる事があるので、戦いたくないのなら最優先で友好状態にしておくべきです。
占領や合併を繰り返すプレイスタイルの場合、支配エリア数による外交態度ペナルティーにより、イデオロギーが異なる県と大乱闘になります。戦争に耐えられそうにないのなら、不用意に領土を拡張するのは悪手かもしれません。
相性がいい県や、イデオロギーが同じ県とは仲良くできる事が多いです。領土を急速に広げる前に、将来的に脅威になりそうな県と同盟を結んだ上で、イデオロギー同調により、自らと同じイデオロギーに変えてしまうのも手です。それが不可能な場合でも、関係改善を繰り返す事により開戦を先延ばしにできるかもしれません。
しかし相性が悪い強大な県がいる場合は、対策が難しい事もあります。相性は毎回変わるので、場合によってはやり直すのも手です。
動向に注意したほうがいい県はどこか
北海道は桁が違う初期陸軍を持つため、AIが覇権イデオロギーを採用した場合は、あっと言う間に東北を飲み込み、場合によっては関東・東海地方までやってきます。覇権イデオロギー以外だと、あまり積極的に拡張はしないようです。途中で財政破綻してしまう事がほとんどですが、東北で遊ぶ場合は専用の対策が必要な相手です。
福岡県は西日本を統一して強大化する事が多いです。その場合は陸軍力だけでなく海軍力も強大です。
神奈川県と広島県は初期海軍力が最強クラスかつ、その地域の強豪県なので陸上エリアでも拡張しやすいです。沿岸海域では最大限の警戒が必要です。特に神奈川県は最強県の1つです。
青森県、京都府、長崎県は強大化する事こそ少ないですが、最初から海軍を持っているので、やはり沿岸の県は警戒が必要です。
東京都、千葉県、埼玉県、愛知県、大阪府、兵庫県。このあたりは初期海軍こそ持っていませんが、強大化しやすい傾向があるので注意が必要です。ただし近くの別の強豪県と戦争になったり、財政問題をかかえてあっさり滅ぶ事もあります。時々財政状況や外交関係を調べてみるといいでしょう。
上記以外でも、平和イデオロギーのAIだと、思わぬ合併で強大化する事があるので注意です。弱小相手と戦争していたと思ったら、目の前で愛知県を吸収合併して、実質愛知と開戦……みたいな事になったらシャレになりません。他県間の合併予告にきちんと目を通し、いざというときに阻止できるように影響力を確保しておきましょう。
また突発的に強大化した場合でも、友好関係を維持できているのなら、合併やイデオロギー同調で自陣に引き込んでしまうのも手です。
◆ゲームデザイン上の考察
空軍による近接航空支援ができないのはなぜか
航空自衛隊の特性を再現したため、本作では空軍が戦車や歩兵を直接攻撃する事はできません。
航空自衛隊は対艦攻撃、哨戒、防空に特化した編成になっており、近接航空支援用の機材や人材は皆無に等しいです。
航空自衛隊は対地支援として、ほぼ航空阻止だけ考えていると言われています。とどのつまり、橋や補給地点を爆撃して敵陸軍の行動の自由を奪うやり方です。
本作では各エリアに実際の自衛隊の補給基地、司令部の有無を元にした「兵站設備」というパラメーターを用意し、それを航空阻止により下げる事ができます。そして陸軍は兵站設備に応じて戦闘効率が変わる……というわけです。
上陸作戦がないのはなぜか
自衛隊の特性再現に加えて、ゲームデザイン上の問題により入れませんでした。
まず実際の自衛隊は、大規模な上陸作戦を行う能力はありません。そもそも他国に上陸侵攻する前提が無いので当然です。
そして本作で上陸作戦を行えると、軍備が弱い県をつまみ食いするように上陸して勝利条件を満たせてしまいます。首都エリア喪失で滅亡というルールもあるので、強力過ぎます。
AIも上陸作戦を実行するようにすると、あちこちの県が予測不可能なレベルでいきなり滅ぶと思われます。時間をかけて外交影響力をためたり、関係を改善するという要素と相性が悪いです。