TheWingBluff || TWB研究館

TheWingBluff(TWB)


製作者 Jasperさん
ジャンル 双方向スクロール型シューティング
フリーウェア版とシェアウェア版(800円)あり
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─特徴─
・実機の性能を元にした149種の飛行機が登場(シェアウェア版は158種)。
・揚力や加速度など、フライトシム的な操作感覚を2Dの戦闘空間で再現。
・プレイヤー機の動きによって画面はスクロール。
・最大256ユニットでの多対多の戦い。
・オリジナルミッションが作成可能。
・任務の成否によって二転三転するキャンペーンモード(シェアウェア版のみ)。

─こんな人にお勧め─
・長い間楽しめるシューティングを探している人。
・第二次世界大戦の航空機が好きな人。
・とにかく多彩なステージが楽しみたい人。



~システム~

基本的なミッションの流れは飛行場から離陸して、空戦、爆撃、雷撃などを行い、決められた勝利条件を達成したら離脱、または飛行場に着陸して終了というものです。
飛行中は速度が低すぎると失速して落下してしまったり、着陸時も速度や着陸角度がおかしいと失敗するなど、操作感は普通のシューティングとかなり違います。この独特の操作感がTWBの大きな特徴です。
ミッションでは戦車、歩兵、軍艦、町などを含めて敵味方最大256ユニットの戦いが行われる上、自機の性能が敵機に比べて高くないので、自分が戦場で戦っているような感じがします(慣れないと、いとも簡単に撃墜されるのも含めて)。この感覚は普通のシューティングでは、なかなか味わえません。
ゲームに最初からついているシングルミッションは、内容はバラエティーに富んでいますが、20種類とそんなに多いとはいえません。しかし、オリジナルミッション(アペンドミッション)が掲示板に大量に投稿されているおかげで、プレイできるミッションの数は非常に多いです。当然自分で作って投稿する事もできます。

~ストーリー~
ストーリーといえるものは無い・・・。

~グラフィック~
物によりますが、まずまずのグラフィックだと思います。

~サウンド~

キャンペーンモードのエンディング曲を含めて、6曲しかありません。しかし、一つ一つの曲のできばえは初期のバージョンのころから改良が繰り返されたので、なかなかだと思います。

~難易度~

ある僕の知り合いがこんな事を言いました。「TWBはやった事があるければ、難しすぎてやめた。フライトシュミレーターをやっている人でも落ちまくる。」。
独特の操作感のため、敷居がかなり高いです。逆に考えると、シューティング初心者だろうが、フライトシュミレーターをやっている人でも、スタート地点は同じとも言えます。
僕の場合(シューティングゲーム初心者)は、ちょこちょこ1ヶ月ぐらいやっていると、とたんに面白くなりました。

~シェアウェア版について~

このゲームはシェア版とフリー版の差があまり大きくないです。しかも、シェア版専用のキャンペーンモードは上級者向けなので、ゲームに慣れてから買うかどうかは考えるべきです。

~結論~
敷居が高いが、ツボにはまれば1、2年は遊べる、狭く深い穴のようなゲーム!



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