覇県を握れ 体験版更新

覇県を握れ 体験版更新

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】
~2018/11/10号~

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「覇県を握れ」の公開まで、あと二週間です!

 

◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.深淵の探索者 ゲーム後半イベント製作中
C.覇県を握れ ゲームテンポ
D.覇県を握れ 体験版更新

 

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


このメルマガでは、主にゲーム製作について、できるだけ面白く書いていきます。初めて読む人は先にこちらのページを見ておくとメルマガをより楽しめます。

・製作中のゲーム一覧
https://wargame.jp/jwd/?page_id=176

 

 


 B.深淵の探索者 ゲーム後半イベント製作中


R18ダンジョンRPG「深淵の探索者」も製作終盤に入っています。

 

↓ダンジョン下層にある街。
https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/11/mel_sinnenn_muhou.png

 

↓浅い回想でも追加のイベントを製作中
https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/11/mel_sinnenn_heka.png

 

クライマックスからエンディングの流れもおおよそ決まり、あとはとにかく作るだけです。

今月中に一通りイベントや戦闘を作り、12月中にテストや調整をし、1月中旬に公開……という流れを目指します!

 

 


 C.覇県を握れ ゲームテンポ


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47都道府県で戦うSLG「覇県を握れ」。
https://wargame.jp/?page_id=2131

今日はゲームテンポの改善に関して書いていきます。

 

「四国志大戦」および、「四国志すぺしゃる」で感じた事なのですが、エリアが増えるほどゲームテンポを改善したり、操作量を減らしてやらないと、しんどくなっていきます。

市販の戦略SLGでも、ゲーム後半になるほどユニット数や領域が膨れ上がり、1ターンがどんどん長くなるという作品は多いです。そういうゲームデザインでも、数回程度遊ぶ分には、楽しい事が多いのですが、製作者側としてもテストがものすごく大変なんです。

覇県を握れは、複数回プレイに耐えられるような内容にしているので、仮に1プレイが10時間以上かかるとしたら、何十回何百回とテストする僕にとっては、地獄でしかないという。

プレイヤーとしても、何度も遊んでいるとボリュームが負担になってきて、気軽に遊べなくなってきます。そのため、本作は操作量やゲームテンポにかなり気を使って作っています。たとえば次のような工夫をしています。

・そもそもエリア数を抑える

四国志系列とは違い、思い切って1県1エリア制にしています。多すぎる領域の管理によって、ゲームテンポが悪くなるのを防ぐという意味合いに加え、ゲームの動作を軽くする、統計データを反映しやすくするという狙いもあります。

都道府県単位の統計データは沢山あるのですが、これが市町村単位になるとかなり調査が難しくなるのです。またエリア数が多いほどAIの思考時に負担がかかってしまいます。

・クイック戦闘

ゲームテンポの問題は、四国志大戦から四国志すぺしゃるの段階でも意識しており、すぺしゃるの段階で実装した陸戦クイック戦闘を引き継いでいます。敵が弱い時などは、戦闘をカットして結果だけ見ることができます。圧倒的に強くなった後の、マップの塗りつぶしにとても便利!

 

・兵器製造の集中管制

四国志対戦では兵器は各エリアごとに生産内容を指定し、そのエリアに自動配備されていました。四国志すぺしゃるになってエリア数が増えると、生産エリアから前線に兵器を移動させるのが面倒になってきたので、兵器は各エリアで作り、完成したものはエリアではなく県に属するようになりました。

覇県を握れではさらに簡素化して、エリアごとに生産内容を指定するのではなく、県全体で一括して指定するようになりました。

エリアごとに生産内容を指定したほうが、工業力の差が出て面白くはあるのですが、操作量の削減を優先した形です。 また本作ではずっと1エリアだけでプレイする事もあるので、四国志シリーズのようなやり方だと、複数の兵種を同時に作れないという問題もあったのです。

 

・食料と燃料の自動輸入

四国志シリーズでは手動で食料と燃料を買っていましたが、今作ではターン終了時に自動で輸入にしました。操作量も減りましたが、それ以上に買い忘れて損失を被る事がなくなりました。

 

・全部占領しなくても勝利になる

財政再建、首都に人口を集める等、日本全土を占領しなくても、勝利条件を満たせるようにしています。これはゲーム後半に消化試合になってテンポが悪くなるのを防ぐのに加えて、弱小県でも勝利条件を満たしやすくするという狙いがあります。


・・・。

ただ闇雲に操作量を削減すればいいかというと、そうでもないです。ゲームテンポを良くしすぎると、今度は操作に対する手応えが薄くなるという問題があったりします。

当初は地域振興も強化するパラメーターを指定したら、あとは毎ターン自動で行ってくれるようにしていたのですが、イマイチ成長しているという実感に乏しくなってしまったので、四国志シリーズと同じ形式に戻したりもしました。

 


 D.覇県を握れ 体験版更新


 

DLsiteで公開している体験版を更新しました。ゲームバランス、UI、バグ対策、説明書などあれこれ弄っています。プレイ中の方はお手数ですが更新お願いします。
http://www.dlsite.com/home/announce/=/product_id/RJ237627.html

 

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/11/mel_hakenn_tiikisinnkou.jpg

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/11/mel_hakenn_nannido.jpg

◆主な変更点(興味がある方のみ御覧ください)

マニュアルで準初心者向けの県の攻略を追加。その他説明の改良。
プレイヤーを合併直後にAIがイデオロギーを選択する事はなくした
ターン間の報告画面で、海上封鎖による輸入コストの増加率を具体的に表示
魅力による一度の流出人口を5%から3%に変更した。
覇県コマンドのボタン表記を改良
AIが税制を軽くする条件を厳しくして、巨大化したあとに財政破綻しにくくした
食糧不足でも首都エリアの支配権はいきなり失わないようにした
AIのクーデーター実行確率を下げた
共存共栄でイデオロギー同調に小数点が出るバグの対策
海軍解散時に小数点が出る事があるバグの修正
AIは財政が苦しい時は経済効率以外に、低確率で魅力も地域振興であげようとするようになった
反乱軍に対する影響力や相性は表示しない事にした。
セーブ時の効果音を変更
陸軍や海軍の生産で兵力上限をはみ出すのを防止
都道府県選択画面で難易度が選べるようになった
合併されたら時に、イデオロギー画面を開くと複数のイデオロギーを同時に採用しているように見えてしまうバグを修正。
兵器生産時に人口の増減に対応できていなかったバグの修正。
勢力図画面の改良
統一勝利の条件を満たした状態で投了するとエラーが起きるバグを修正。
イデオロギーが採用できる時や、勝利条件を採用できる時にボタンの色を変えて強調するようにした。
移住で必要資金が0になることがある問題の修正。
人口の用語説明が間違っている問題を修正
左側のパネルに経済効率を追加し、アイコン類もいくつか新調
地域振興のUIを改良
難易度選択のUIを微調整
情報コマンドでも経済効率を選択できるように

 

 


◆本日の毎日ジョーク診断
県太郎の今日の妄想は、未来で極左のゴミ箱とともに、ゲームクリエイターになる。
http://joke777.com/mousou/

 

コミケ当選2018冬

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】
~2018/11/3号~

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◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.覇県を握れ 発売予定日や価格について
C.覇県を握れ 追加のゲームモード
D.深淵の探索者 ボツイラスト
E.コミケ当選

 

 


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・製作中のゲーム一覧
https://wargame.jp/jwd/?page_id=176

 

 


 B.覇県を握れ 発売予定日や価格について


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47都道府県で戦うSLG「覇県を握れ」。
https://wargame.jp/?page_id=2131

完成が近づいてきたので発売予定日や価格をお知らせします。

◆発売日

11月23日。ただしSteam版は時差の関係で1日ぐらいずれるかもしれません。

◆価格

4000円+税が基本価格ですが、恒例の早期セールを行うので実際は3000円ぐらいになります。

◆販売サイト

DLsite、Steamを予定しています。

それとは別にBOOTHでは、「覇県を握れ」と「四国志でらっくす」のセット販売を行う予定です。こちらはセットで4000円の予定。

 

 

 


 C.覇県を握れ 追加のゲームモード


47都道府県から1つ選んで天下一の都道府県を目指す覇県モード以外にも、2つのゲームモードがあります。

なかなか余力がなかったので実装がギリギリになりましたが、様々なシチュエーションを楽しめると思います。

 

◆道州大戦争モード

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/11/mel_hakenn_dousyuu.jpg

道州制をイメージした勢力の区割りでゲームが始まるモードです。9道州制、11道州制、13道州制からランダムにマップは選ばれます。
道州とはいっても、関西州だとか東北州という勢力があるわけではなく、関西が全て大阪の領土の状態で始まる、東北が宮城県の勢力下で始まるといったものです。

本作は領土が広いほど他県と仲が悪くなるというシステムがあるため、お互いに多くの領土を抱えた状態で始まる道州制だと、ゲーム開始時からいきなり戦争していたりします。

また道州大戦争では初期エリアの戦力はすべて統合した状態で持っています。なので単独の県の集まりとは、その地域のパワーバランスがまた変わってきています。特に恩恵が大きいのは九州で、航空戦力数は最多で、陸軍戦力も北海道に次ぐ2位です。通常モードだと、九州内で同士討ちしてこれらの膨大な兵力は消耗してしまうのですが、道州大戦争では猛威を振る事でしょう。

また東北州も単独の県と比べるとかなりの兵力を抱えています。北海道とは初期状態で戦争はしていない事が多いので、九州と同じく道州大戦争では有利な地域かもしれません。

 

◆シャッフルモード

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/11/mel_hakenn_shahuru.jpg
その名の通り、都道府県の位置がバラバラに入れ替わった状態で始まります。

北海道が関東にあったり、東京が沖縄の位置にあったりとカオス極まりない状態になります。県の初期パラメーター自体は、本来の県のものになるので、北海道が東京の位置にあってもパラメーターは北海道のままです。

ゲーム展開が通常モード以上に予測できなくなるため、思わぬ県が伸長してくるかもしれません。

 

 

 


 D.深淵の探索者 ボツイラスト


深淵の探索者のボツイラストを公開しました。


Ci-en 
(R18) https://ci-en.jp/creator/453/article/27296

Enty
(R18) https://enty.jp/posts/96711

パトロンとは
https://wargame.jp/?page_id=43

 

そもそもボツイラストが発生する理由ですが、作業の順番にあります。

僕(武藤FP)がメインで制作して絵を外注する場合は、先にシナリオを書いてから絵を依頼します。シナリオを先に書かないと、そもそもどんなイラストを依頼するか決めようがないからです(シナリオの自由度が下がるのでかなりしんどいですが・・・)。

対して今作はイラストが本職の天音蓮人さんが中心に作っているので、モチベーションの関係もあり、早い段階で絵を用意するのです。結果としてシナリオが予定と変わった場合は、絵の使い所がなくなる事があります。

とはいえ対策はしており、どういったシチュエーションを何枚程度用意するかは、二人で相談して事前に表にまとめてからやり始めました。これにより天音さん単独で作り、大半の絵を先に用意した「陥落要塞」よりは、かなりシナリオと絵を合わせやすくなったようです。

 

※追記
深淵の探索者がDLsiteの1月予告ランキングで1位を取りました!

 


 E.コミケ当選


12/30のコミックマーケットに当選しました。

新作として「覇県を握れ」を持っていきます。

ブース番号とかは分かり次第こちらのページに掲載します。

イベント(パッケージ版即売会)情報

 


◆本日の毎日ジョーク診断
県太郎の今日の妄想は、皇居で権力に飢えた祖父の経営している会社で働かせてもらう。
http://joke777.com/mousou/

覇県を握れ 体験版公開

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】

~2018/10/27号~

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◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.覇県を握れ 体験版公開
C.パトルの軍事博物館10周年セール間もなく終了
D.パトル2 MOD

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


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・製作中のゲーム一覧
https://wargame.jp/jwd/?page_id=176

 


 B.覇県を握れの公開スケジュールについて


47都道府県をテーマにした戦略SLG「覇県を握れ」。体験版を公開しました!

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http://www.dlsite.com/home/announce/=/product_id/RJ237627.html


作品の性質上、じっくり遊んでみないと良さが分からないので、思い切ってかなりの部分を遊べるようにしています。

具体的には3年目の冒頭まですべての県で遊べます。弱小県でひいひい言うのも、強豪県で周りを飲み込むのも両方楽しめます!

よければ遊んでみてください!

 

 


 C.パトルの軍事博物館10周年セール間もなく終了


パトルの軍事博物館の10周年セールは間もなく終了です(10/29午前10時まで)。
特に「パトルの軍事博物館2」に関しては、今後はここまで割引する予定はないので、興味がある方はぜひ!
https://wargame.jp/?page_id=2098

 

ちなみに10/30前後から、他の作品もしばらく割引する予定です。割引率は基本的に3割ですが、Steam登録作品に関しては5割を想定しています。特設ページを作ったりはしないのですが、興味がある方はチェックしてみてください。

 

 


 D.パトル2 MOD


(メルマガ購読者専用)

 

 


◆本日の毎日ジョーク診断
パトルの今日の妄想は、ブラックホールで極左の泥酔アナスタシアに、万歳突撃をする。
http://joke777.com/mousou/

覇県を握れの公開スケジュールについて

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◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.覇県を握れの公開スケジュールについて
C.覇県を握れ 新BGM
D.深淵の探索者 イベントをもりもり製作中

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


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 B.覇県を握れの公開スケジュールについて


47都道府県をテーマにした戦略SLG「覇県を握れ」。

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公式ページ https://wargame.jp/?page_id=2131

体験版は1~2週間以内の公開を目指します。

製品版は11月下旬。具体的には11/23前後の発売を目標とします。

 

 


 C.覇県を握れ 新BGM


最近、覇県を握れ用の新BGMを実装しました。

ゲーム終盤用の曲で、四国志シリーズから続くメインテーマメロディと、西南戦争に由来する軍歌「抜刀隊」をアレンジしてもらいました。

https://ci-en.jp/creator/453/article/25254

 

Entyで支援されている方はこちらからお願いします。

https://enty.jp/posts/95673

 

 


 D.深淵の探索者 イベントをもりもり製作中


深淵の探索者はゲーム後半部分のイベントをひたすら作っています。

体験版で起きたイベントの続き物的なのも、ちらほら出てきます。

 

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/10/mel_sinnenn_event1029a.png

 

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/10/mel_sinnenn_event1029b.png

 

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/10/mel_sinnenn_event1029c.png

 


◆本日の毎日ジョーク診断
パトルの今日の妄想は、太陽でにこやかな美少女といっしょにいたら、宇宙人に囲まれた。
http://joke777.com/mousou/

お詫び 体験版から製品版へのセーブデータ引き継ぎ

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】
~2018/10/15号~

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◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.深淵の探索者 体験版から製品版へのセーブデータ引き継ぎは不可に
C.覇県を握れ いろいろな県で楽しめるように その4

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


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 B.深淵の探索者 体験版から製品版へのセーブデータ引き継ぎは不可に


https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/10/mel_sinnennnusumi.png

R18のダンジョンRPG「深淵の探索者」。

 

体験版をやり込んでいただいた方には申し訳ないのですが、「深淵の探索者」体験版のセーブデーターを製品版に引き継ぐことはできなくなりました。引き継げるように作っていたのですが、予期せぬ素材プラグインの仕様に突き当たり、断念する事に……。

その代りといっては何ですが、引き継ぎを前提とした他の制約もなくなったので、スキルの追加とかがより自由になりました。

しっかりとゲームを完成させる事でお詫びとしたいと思います!

 

それとCi-enの方に、製品版の範囲のイラストを載せてみました。
Ci-enは支援金の受け取り以外にも、メルマガには載せられない、R18イラスト等を紹介する外部ブログとしても活用していく事にしました。

(R18) https://ci-en.jp/creator/453/article/24627

 


 C.覇県を握れ いろいろな県で楽しめるように その4


47都道府県をテーマにした戦略SLG「覇県を握れ」。

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公式ページ https://wargame.jp/?page_id=2131

 

「覇県を握れ」のシステムやバランスで最も心血を注いだのは……

・都道府県の実力をリアルに再現。
・どの県でも遊べる。
・県ごとに違うゲーム体験ができる

です。

 

都道府県のパラメーターを統計データから再現したため、初期ステータスがえげつないほど異なりますが、それでもいろいろな県で遊べるようにするために作ったシステムをさらに紹介します。

以下は最近追加で実装したものです。

 

◆知事の才能

クリアした事がある都道府県が多いほど、ボーナス能力が得られる「知事の才能」というシステムを実装しました。

単に弱小県の救済措置だけでなく、いろいろな県で楽しんでもらうやりこみ要素でもありますね。

 

◆難易度選択

難易度選択機能も実装しました。

そもそも本作、例え強豪県でも戦略SLGに不慣れな人には難しいかもしれないので、その対策でもあります。

 

「いろいろな県で楽しめるために」シリーズはこれにて終了です。こんな感じに徹底した対策を行い、自分の出身県でもちゃんと遊べるようになっています。

もちろん攻略がかなり難しい県もあれば、比較的簡単にクリアできる県もあり、そのあたりは様々です。是非いろいろな県で挑戦してもらえればと思います。

 

 


◆本日の毎日ジョーク診断
パトルの今日の妄想は、未来で引きこもりのケット・シーといっしょにいたら、相手がニセモノであることに気付く。
http://joke777.com/mousou/

パトルの軍事博物館10周年記念セール

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】

~2018/10/14号~

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今週でパトルの軍事博物館10周年です!

 

◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.パトルの軍事博物館10周年
C.深淵の探索者 予告ランキングで1位に
D.覇県を握れ いろいろな県で楽しめるように その3
E.覇県を握れ 最終テストプレイヤー募集
F.都道府県適性診断 千葉県

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


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・製作中のゲーム一覧
https://wargame.jp/jwd/?page_id=176

 


 B.パトルの軍事博物館10周年


ノルマンディー上陸作戦

兵器を集め、軍事博物館を経営し、世界中を冒険し、過激な不謹慎ネタを楽しむ。

パトルの軍事博物館
公式ページ(無料作品) https://wargame.jp/?page_id=134

 

僕のゲーム制作歴の中でも最も重要な作品で、いまだ看板作品といってもいいぐらいです。

この作品のヒットを契機に、専業ゲーム制作者の道を目指し始めたというところもあります。

初めて遊んだ僕のゲームが、パトルの軍事博物館という方もまた多いのではないかと思います。

 

そのパトルの軍事博物館ですが、10/15に公開からちょうど10年です!

10年という月日は長く、ゲーム中で実在の人物をモチーフ(ほぼそのまま?)にしたキャラは、すでに大半が死んだか、退任してしまったぐらいですw。

幸いにして僕は多くのファンの方に支えられて未だゲームが作れています。この上なくありがたい事です!

いずれはパトル3も作りたいところですね。

 

 

さてパトル10周年を記念して、DLsiteで8割引きセールをはじめました。

パトルの軍事博物館2とダンジョンアーミーが対象です。通常、まだ売れている作品はこの割引率にする事はないのですが10周年という事で特別です。

セール情報

 

 


 C.深淵の探索者 予告ランキングで1位に


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R18のダンジョンRPG「深淵の探索者」。
DLsiteで7日間予告ランキングで1位を取りました!

応援していただいた皆様、ありがとうございます!

 

現時点でお気に入り数が1800以上あり、過去作品と桁が違います。

今までのR18作品のお気に入り数は発売直前でも、おおむね300~700程度だったためです。

 

なお体験版は10/9にVer1.2に更新しています。
お手数ですが、古いバージョンで遊んでいる方は更新していただけると助かります。
(R18) http://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ236136.html

 


 D.覇県を握れ いろいろな県で楽しめるように その3


47都道府県をテーマにした戦略SLG「覇県を握れ」。

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公式ページ https://wargame.jp/?page_id=2131

 

 

「覇県を握れ」のシステムやバランスで最も心血を注いだのは……

・都道府県の実力をリアルに再現。
・どの県でも遊べる。
・県ごとに違うゲーム体験ができる

です。

 

都道府県のパラメーターを統計データから再現したため、初期ステータスがえげつないほど異なります。それでもいろいろな県で遊べるようにするために作ったシステムを紹介します。

 

◆イデオロギー

イデオロギーで習得できるスキルの中には、弱小県の方が効果が大きいものもあります。

例えば都道府県の規模による外交影響力ペナルティを軽減するものだったり、自分より大きな県に対して陸戦で戦闘力ボーナスがつくものだったり、自分より大きな県と合併できたり、固定金額で資金を得られたり。

逆に強豪県で真価を発揮しやすいスキルなんてものもあったもします。

 

◆勝利条件

本作には軍事的に他県を征服する以外にも様々な勝利条件があります。

なかでも財政再建勝利は、以前紹介した日本国債の引き継ぎ金額や、初期資金の事もあり弱小県の方が達成しやすいです。

またイデオロギー勝利は、運もかなり絡みますが、他県に乗っかる形で勝利条件が達成できる場合もあります。

逆に首都勝利なんかは強豪県向けです。

 

上記2つのシステムは、「県ごとに違うゲーム体験ができる」というこだわりとも深く関わっています。どのイデオロギーや勝利条件が向いているかは県ごとに異なりますし、AIが採用してくるイデオロギーによってもゲーム展開は激変します。

本作は1~2県遊んだら終わりではなく、多数の県で遊ぶやりこみ要素も兼ね揃えたゲームなので、毎回違う展開になるのも大切なのです。

 

 

それとパトロンの方向けに、現在製作中の新システムについて記事を書きました。

ページ下部に新システムについては載せています。

Ci-en
https://ci-en.jp/creator/453/article/24222

Enty
https://enty.jp/posts/95098?ref=newest_post_pc

パトロンについて
https://wargame.jp/?page_id=43

 

 


 E.覇県を握れ 最終テストプレイヤー募集


(メルマガ購読者向けの内容)

 


 F.都道府県適性診断 千葉県


報性格診断セブンで公開している「都道府県適性診断」に、千葉県の解説を追加しました。
https://seikaku7.com/todouhukenn/12.php

これで大都市圏はすべて揃いました!

 

まだ執筆者が見つからない県は・・・

02 青森
03 岩手
09 栃木
10 群馬
15 新潟
17 石川
19 山梨
25 滋賀
31 鳥取
32 島根
33 岡山
36 徳島
43 熊本
47 沖縄

となります。

 

執筆してくれた方にはお礼として、ふらいんぐパンジャンドラムのお好きな作品を1本贈呈します。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://seikaku7.com/todouhukenn/bosyuu.php

またすでに完成済みの特定の県を加筆したいという要望も受け付けているので、その場合もお伝え下さい。

 


◆本日の毎日ジョーク診断
パトルの今日の妄想は、奈良時代に愛する者と死別したENIACとともに、同人誌を出す。
http://joke777.com/mousou/

 

深淵の探索者 体験版公開

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】
~2018/10/6号~

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◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.深淵の探索者 体験版公開
C.覇県を握れ いろいろな県で楽しめるように その2
D.都道府県適性診断 山形県
E.セール予告 あの作品の10周年

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


このメルマガでは、主にゲーム製作について、できるだけ面白く書いていきます。初めて読む人は先にこちらのページを見ておくとメルマガをより楽しめます。

・製作中のゲーム一覧
https://wargame.jp/jwd/?page_id=176

 

 


 B.深淵の探索者 体験版公開


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R18のダンジョンRPG「深淵の探索者」。
DLsiteで作品予告ページ&体験版を公開しました!

体験版でもプレイ時間4時間程度の大ボリュームとなります。
18歳以上で興味がある方はぜひお楽しみください。
感想などいただけると励みになります!
http://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ236136.html


それともし宜しければ、DLsiteで「お気に入りに追加」ボタンを押して頂けると助かります。予告ページ公開直後のお気に入り数が多いと、目立つところに表示されやすいようなのです。

 

発売予定日は2019年1月中旬としました。

ここ最近は天音さんは絵を優先的に進め、僕がテストや改良を行っている感じです。製作も後半戦に入りましたが、最後まで頑張るのでよろしくお願いします!

 


 C.覇県を握れ いろいろな県で楽しめるように その2


47都道府県をテーマにした戦略SLG「覇県を握れ」。

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公式ページ https://wargame.jp/?page_id=2131

 

都道府県の固有メッセージの投稿ありがとうございました!

おかげでいろいろな県で遊ぶ楽しみが増しました!

残った県も僕の方でメッセージを用意したり、知り合いにあたってみたりします。

 

 

さて、それでは本題を……。

「覇県を握れ」のシステムやバランスで最も心血を注いだのは……

・都道府県の実力をリアルに再現。
・どの県でも遊べる。
・県ごとに違うゲーム体験ができる

です。

 

企画当初から問題になっていたのが、都道府県ごとの初期軍事力が違いすぎるので、バトルロイヤル形式だと1ターンで滅びる県が続出する事でした。

北海道と島根県では、陸上自衛隊の推定戦力差が300倍ぐらいはあるわけで……。

また電力を再現したため、発電所に乏しい東京都なども、身動きできないまま滅ぶことになってしまいます。というより海上封鎖の概念があるので、バトルロイヤル形式だと軍港を持っている県以外は即滅亡レベルという……。

 

都道府県の実力を再現する試みとしては面白いのですが、ほとんどの県ではゲームにならなくなってしまいます。

この問題を解決するために、外交システムをもーーーのすごく苦労しつつ、数年越しでなんとか形にしました。中でもいろいろな県で遊べるように実装したのは次のとおりです。

 ◆そもそも最初は戦争していない
本作は四国志と異なり、基本的にゲーム開始時は戦争していません。武力侵攻するには外交態度を下げて戦争状態にする必要があります。逆に戦争を避けるには、関係を改善していく必要があります。

戦争していないので、海上封鎖でゲーム開始から何もできず終わったり、1ターン目に格上が攻めてきて滅ぼされる事はありません。

◆産業の融通

他県と仲良くなると、相手の発電力、工業力、造船力の一部が得られます。

これにより電力不足の県でも、発電所が多い県と仲良くする事で生き残れるようになっています。

せっかく仲良くなった県が、別の県によって滅ぼされる事も多いですがw。

 

◆隣接している県に対しては、県の規模を問わず外交ボーナスがある。

隣接県への外交ボーナスを活用する事によりにより、何も出来ないままお隣と戦争に突入してしまい滅ぼされる可能性を大きく減らす事ができます。

また近隣外交を展開しやすくする事で、プレイする都道府県ごとに違ったゲーム体験ができるようにしました。

 

◆合併

弱小県でも大きな県と合併できれば、一気に県勢を強める事ができます。

ただ無条件で合併できると強力すぎるうえに、どの県で遊んでも似たような展開になりがちなので、そのあたりはいろいろ調整しています。

 

◆ふるさと納税

ふるさと納税という外交コマンドで、他県から税収を奪う事ができます。

東京都など税収が高いエリアに対して特に有効なため、強豪相手に有効な攻撃手段になります。

 


 D.都道府県適性診断 山形県


報告が遅れましたが、性格診断セブンで公開している「都道府県適性診断」に、山形県の解説を追加しました。
https://seikaku7.com/todouhukenn/6.php

さくらんぼで有名な県ですね。僕のように山梨県と見間違えたりしないように……。

 

まだ執筆者が見つからない県は・・・

02 青森
03 岩手
09 栃木
10 群馬
12 千葉
15 新潟
17 石川
19 山梨
25 滋賀
31 鳥取
32 島根
33 岡山
36 徳島
43 熊本
47 沖縄

となります。残り15県!

 

執筆してくれた方にはお礼として、ふらいんぐパンジャンドラムのお好きな作品を1本贈呈します。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://seikaku7.com/todouhukenn/bosyuu.php

またすでに完成済みの特定の県を加筆したいという要望も受け付けているので、その場合もお伝え下さい。

 


 E.セール予告 あの作品の10周年

 


(この記事はメルマガ購読者専用です)

 


◆本日の毎日ジョーク診断
パトルの今日の妄想は、宇宙の始まりの時に幸運な小泉純一郎と分解した拳銃の早組み競争で対決。
http://joke777.com/mousou/

引き続き募集 都道府県ごとのメッセージ

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】
~2018/9/29号~

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今日は「覇県を握れ」の都道府県メッセージ案の経過などについて書きます。

 

 

◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.引き続き募集 都道府県ごとのメッセージ
C.ハクスラ
D.覇県を握れ いろいろな県で楽しめるように その1

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


このメルマガでは、主にゲーム製作について、できるだけ面白く書いていきます。初めて読む人は先にこちらのページを見ておくとメルマガをより楽しめます。

・製作中のゲーム一覧
https://wargame.jp/jwd/?page_id=176

 

 


 B.引き続き募集 都道府県ごとのメッセージ


https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/09/hakenn_saitamamess.jpg

製作中の戦略SLG「覇県を握れ ~47都道府県大戦~」。 
https://wargame.jp/?page_id=2131

 

先週から募集している都道府県ごとの固有メッセージ案。おかげ様で一気に半数以上の県が埋まりました!

都道府県選択画面も上記のようになり、選ぶ楽しみが増えました。

そしてまだ1件もメッセージ案が来ていないのは……

宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
新潟県
福井県
山梨県
奈良県
和歌山県
鳥取県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
愛媛県
福岡県
熊本県
鹿児島県

 

投稿がない件は自分で書きますが、さすがに地元の人ほど濃いネタは書けないと思います。
我こそはという人はぜひ投稿お願いします!

 

■応募詳細ページ
https://wargame.jp/?p=2641

 

 

 


 C.ハクスラ



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現在制作中の「深淵の探索者」
公式ページ(R18)   https://wargame.jp/?page_id=2060

 

本作のジャンルは、ハクスラダンジョンRPG。

ハクスラ(ハック&スラッシュ)という用語はあまり馴染みがない人も多いかもしれません。

 

敵を倒して経験値や強力なアイテムを手に入れ、それを元手にさらに強い敵を倒していく事に重点を置いたゲームの事です。

パトルの軍事博物館も該当しそうですが、武器(兵器)のランダムバリエーションやランダムドロップがなく、他に重視している要素も多いので、典型的なハクスラとは言わない気もします。

 

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/07/De6dwPuUwAARSR6.jpg

深淵の探索者の場合、ハクスラ要素はなんと言っても武具の収集です。

本作は武具だけで1000種類以上と異様に多く、その大半は敵が落とす宝箱に入っています。

ショートソードという装備でも、より性能が高いショートソード+1だとか、素早さも上がる疾風のショートソード+2といった感じで、バリエーションがあるためここまで種類多くなっています。

深い階層ほどレアな武具が手に入る可能性が高いのですが、浅い階層でも稀に深部相当の武具が手に入る事もあるので、運が良ければ一気にパーティーを強化可能です。

逆に背伸びしてダンジョンの深部に行き、強力な敵と戦いつつ優秀な装備を狙うというのもまたよし。以前紹介したVP(バイタルポイント)という独特の耐久システムのため、ある程度格上の敵でも、無理やり倒せなくもなかったりします。

 

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/09/sinnenn_raremon.jpg

また中盤以降はレア宝箱を確定で落とす、レアモンスターなんてものも出てきたりします。

 

ダンジョンを探索して、敵と戦い、戦利品を手に入れる。そしてどれを装備するか考える……。

RPGの基本ではありますが、深淵の探索者はこの部分が楽しくなるように特に力を入れて作っています。

 

あ、もちろんエロゲーなのでそちらの要素も充実しているのでご安心を。

イベントCG枚数は四国志すぺしゃるの倍以上、へべれけ!系統と比べても1.5倍ぐらいとかなり多いです。そして1シーンあたりの差分数もこれまた1.5~3倍ぐらいとかなり豪勢な作りになっています。

 

作中のHシーンの系統についてはパトロン向けにページで解説しています。

Ci-en
https://ci-en.jp/creator/453/article/22282

Enty
https://enty.jp/posts/93969?ref=newest_post_pc

パトロンについて
https://wargame.jp/?page_id=43

 

 

 


 D.覇県を握れ いろいろな県で楽しめるように その1


「覇県を握れ」は人口、経済力、軍事力、工業力等を統計データから再現した結果、各県は数百倍単位で初期パラメーターに差があります。

しかし現代の都道府県がテーマなのでプレイヤーとしては、自分の住んでいる県で遊びたいのが人情というものです。

自分の県が何も出来ずに1ターンで滅ぼされて面白いとは思わないでしょう。

 

制作上最大の課題&こだわりは、統計データから再現されたリアルなパラメーターで、どうやってゲームとして成立させるかと言っても過言でありません。何回かに分けて、いろいろな都道府県で遊べるようなゲームデザイン上の工夫について書いていこうと思います。

 

■内政と成長

覇県を握れ……というより四国志シリーズもそうなのですが、毎ターンエリアを1つ選んで、経済力だとか工業力だとかを成長させる事ができます。

信長の野望やシヴィライゼーションのように、資金などを使って保有している全エリアのパラメーターを上げるというのも考えた事があるのですが、採用しませんでした。

その形式だと、元から強い県が豊富な資金を突っ込んで加速度的に強くなってしまうからです。ただでさえ初期パラメーターの差が大きいのに、成長率まで強い県を優遇すると、弱い県が挽回しようがなくなってしまいます。

そのため覇県を握れでは、パラメーターを無償で1つ上げる。ただし1ターンに1エリアだけを基本にしています。

 

■初期資金

上で書いたとおり、本作の経済力(GDP)や財政健全度は統計データを元に設定しています。なので弱小県ほど収入が少ないうえに、高齢化などで赤字率だけはいっちょ前になります。

一方でゲームとして成立させるため、統計データとは別の部分でいろいろ調整しています。

まずゲーム開始時の初期資金は、基本的にどの都道府県も同じにしています。経済規模が小さい弱小県は初期資金だけでかなり食いつなぐことができる一方で、強豪県にとってははした金というわけです。

 

■日本国債

経済規模が大きな県ほど、初期債務額も大きいというハンデを与えています。日本国債を経済力に応じて引き継いだという設定です。

本来は財政に余裕がある強豪県でも、膨大な国債の返済に予算を割かないといけないので、ギリギリの財政状況になります。もともと財政がしんどい弱小県は初期債務額も低いので即死せずに済みます。

 

これらの調整により、弱小県の財政再建(収支改善)がやりやすくなっています。ただし経済規模そのものは小さいので、強豪県のように重税と地方債の乱発で戦闘機を大量導入するようなパワープレイはできません。弱小県は弱小県なりに工夫して戦う必要があります。

 


◆本日の毎日ジョーク診断
パトルの今日の妄想は、ソマリアで余命3ヶ月のおっさんが、死んだと思ったら、実は生きていた。
http://joke777.com/mousou/

 

急募 都道府県ごとのメッセージ

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】
~2018/9/22号~

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今回は募集メインの内容になっています。

 

◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.急募 都道府県ごとのメッセージ
C.深淵の探索者 第二回テストプレイヤー募集
D.パトロンからの支援金が月5万円を突破

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


このメルマガでは、主にゲーム製作について、できるだけ面白く書いていきます。初めて読む人は先にこちらのページを見ておくとメルマガをより楽しめます。

・製作中のゲーム一覧
https://wargame.jp/jwd/?page_id=176

 

 


 B.覇県を握れ 都道府県メッセージ募集


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戦略SLG「覇県を握れ ~47都道府県大戦~」。 
https://wargame.jp/?page_id=2131

 

開発当初から入れたかったものの、余力がなかったため後回しにしていたシステムがあります。それは都道府県ごとの固有メッセージです。

https://wargame.jp/jwd/wp-content/uploads/2018/06/mel_hakenn_hyougo.jpg

↑甲子園球場の領有を主張しつつ、徳島県に侵攻する迷惑極まりない兵庫AI。とばっちり感がすごい。

 

侵攻以外にも、ゲーム開始、ゲームクリア、外交時などに各県の固有メッセージを表示します。

とはいえ僕だけでは47都道府県分のメッセージを埋めるのが難しいです。なにせ47✕6パターンで282種類……。そこで、二週間を目処に、メッセージ案を急募します! 奮ってご応募ください!

 

■応募詳細ページ(自前で用意したサンプルも載せています)
https://wargame.jp/?p=2641

 

 

 


 C.深淵の探索者 第二回テストプレイヤー募集


 

(メルマガ購読者向けの内容)

 

 

 


 D.パトロンからの支援金が月5万円を突破


Ci-enとEntyで受け取っている支援金の合計額が月5万円を突破しました!

多大なる支援ありがとうございます!

5万円という金額ですが、2016年春にパトロンサービスを使い始めた時に立てた目標だったりします。R18ゲームのイラストを、支援金だけでまかなえる金額です。

当時はイラスト1枚あたり15000円、1作品あたり25枚ぐらい依頼していたので、パトロンサイトの手数料を差っ引いたとしても、月5万円あれば支援金からイラスト費を捻出できた感じです。

その後イラスト外注費を段階的に上げていったので、今は支援金だけではイラスト費を賄う事はできませんが、心強い事には変わりありません。

今後もいろいろなゲームを作っていくので宜しくおねがいします!

 


◆本日の毎日ジョーク診断
オヴェリアの今日の妄想は、インドで家族想いのばっちゃんとともに、亡き父の敵をうつ。
http://joke777.com/mousou/

覇県を握れ 早期版

【ふらいんぐパンジャンドラム通信】
~2018/9/15号~

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本日は「覇県を握れ」の早期版などについて書きます。

 

◆目次◆
A. メルマガを初めて読む方へ
B.深淵の探索者 どんな感じで協力して作っている?
C.覇県を握れ 早期版
D.テストプレイヤーの募集形式 アンケート結果発表

 


 A.メルマガを初めて読む方へ


このメルマガでは、主にゲーム製作について、できるだけ面白く書いていきます。初めて読む人は先にこちらのページを見ておくとメルマガをより楽しめます。

・製作中のゲーム一覧
https://wargame.jp/jwd/?page_id=176

 


 B.深淵の探索者 どんな感じで協力して作っている?


(R18)現在制作中のダンジョンRPG「深淵の探索者」。

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天音蓮人さんとの合作というのは何度も触れたとおりですが、普段どんな感じで作っているのか、より詳しく書いてみようと思います。

 

週5~6日、朝8時から夕方6時前ぐらいまで、チャットで意見を交わしながら製作しています。システムをどうするかはもちろんですが、Hシーンやイベントのアイデア出し、各種ツールの提供や情報収集、素材の購入とかも行って、天音さんと共有します。

僕はそれまで生活リズムがずれていたのですが、それだと仕事時間が合わず、円滑にやり取りできないので朝起きるようにしましたw。

 

天音さんはフルタイムで製作にあたっていますが、僕の方は毎日かかりっきりではありません。システム製作やバグ究明とかがなければ、チャットでやり取りしつつも、別のゲームを作っている事が多いです。最近だと「覇県を握れ」を作っていますね。

 

月初めには進捗状況表を埋めたり、今月の目標を定めたり、天音さんに報酬を支払ったりします。毎月払いにしたのは、天音さんが生活の不安なく制作に専念できるようにするためです。互いに見積もりが甘いので、何ヶ月で完成するかよく分からなかったというのもありますがw。

 

前に書いたものとかぶりますが具体的な役割分担は……

◆共同
企画/ゲームデザイン
広報
システム

◆天音蓮人担当 
ゲーム製作全般(メイン製作者)
シナリオ
Hシーンテキスト
イラスト

◆武藤FP担当
製作指揮
資金面の責任 
より高度なシステム 
品質管理 
外注管理 
Hシーンの演出入れ

みたいな感じです。なおゲーム自体はふらいんぐパンジャンドラムから出します。

 


 C.覇県を握れ 早期版


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製作中の戦略SLG「覇県を握れ ~47都道府県大戦~」。 
パトロン向けの早期版を用意しました。

Ci-en
https://ci-en.jp/creator/453/article/20501

Enty
https://enty.jp/posts/92970?ref=newest_post_pc

パトロンについて
https://wargame.jp/?page_id=43

 

 

ちなみにこれとは別にSteamのアーリーアクセスに出すかも検討したのですが、やめておくことにしました。

Steamのアーリーアクセスは、製作中のゲームを有料で発売し、遊んだ人の意見などを取り入れつつ開発を進められる仕組みです。

 

しかし僕の場合はテストプレイヤーはだいたい確保できているので、このメリットが存在しません。他にはより早く売上が入るのがメリットのようですが、数ヶ月程度早まってもという。

逆にデメリットとしては、まだ制作途上ゲームなので、否定的なレビューが付く可能性が高いです。メルマガでのテストプレイヤーの募集やパトロンへの配布と異なり、理解がない人も触れてしまうためです。ただでさえ僕のゲームは一般受けはしませんしね。

 

覇県を握れは、しっかり作り込んでから発売しようと思います!

開発も終盤戦に差し掛かっているので、しばしお待ちを!

 

 


 D.テストプレイヤーの募集形式 アンケート結果発表


先週、テストプレイヤー募集方法についてのアンケートを募集しました。その結果を発表します。

 

回答人数は23人。テストプレイヤーへの応募経験は半々ぐらいです。

掲示板を通しての申込み派と、SNSで直接派もほぼ真っ二つに割れました。

テストプレイで使いたいSNSはLineは少なく、それ以外はあまり差がなかった印象です。

 

一部のコメントを取り上げてみます。

 

>ぶっちゃけユーザー達がテストに時間を割くことができない年代に突入してきたという面もあるのではないでしょうか。かくて私もそうですし、老舗とされるゲームメーカーでも確保できるテスターの数にブランド差プラットホーム差があるそうで。

5年10年単位で見ると、最大の要因だと思います。もっともファン層のボリュームが厚いと思われる、10代または20代前半でパトルの軍事博物館から入った人は、ほぼ社会人になっているはずなので。

 

>テストプレイヤーに興味はあるのですが自分はそういったことは未経験でして… 自分なんかに務まるかが不安で応募に踏み切れません。

テストプレイヤーは様々な人にテストしてもらったほうが参考になります。、ゲームがうまい人、下手な人、やりこみ型が好きな人、サクッと遊ぶのが好きな人みたいに。なのでゲームの上手い下手とかは関係ないです。あとは報告期日ですが、間に合わなかった場合はその事をきちんと連絡し、その時点までのアンケートを出してもらえれば問題なしです。ご応募お待ちしております。

 

>ツイッターは10.20代の普及率は高いですが、コアゲーマーが比較的多いとされる30代以降の普及率はそれほど高くないそうです。私見ですが、以前は掲示板で申し込み後に奮起して重い腰を上げるユーザーもいたのかも。掲示板に慣れた世代だとSNSは敷居が少し高く思える人もいるらしいので、SNSの他に掲示板や別の方法があれば名乗りを上げる人も増えるかもしれません。

それぞれの方法を運用してみて感じた問題点として、掲示板式だと投稿が面倒くさいのと、スレッドがごちゃごちゃして残り募集人数が分かりにくい。直接申し込み式だと、フレンド申請時にメッセージを送る機能がないSNSでは、テストプレイヤーなのかどうか一見して分からないという。

何かいい方法がないか考えてみます。

 


◆本日の毎日ジョーク診断
レヒリン王の今日の妄想は、竹島で理想主義者のおじいちゃんとともに、サッカー選手を目指す。
http://joke777.com/mousou/